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2021年6月9日水曜日

テレビで人気―スパー・アキダイ(東京練馬区他)

 

  アキダイやその社長の秋葉弘道氏は、2019年の流行語大賞のトップ10位入りし、

「軽減税率」を現場目線で良く説明したとして表彰された。テレビの挨拶でしゃべる内容を

忘れてしまったが、これもご愛敬と、ますますの人気者である。 

 アキダイは東京の練馬区、杉並区に青果に強い小型スーパーを6店展開し、ほかに手作りパン工房、炭火焼き鳥、飲食店も各1店持つ。私の娘も練馬区に住むためちょくちょく練馬区関町の本店を利用する。私自身も昔、青果店の総合化のチェーン「みどりチェーン」を組織したり、青果や乾物を個性とする小型スーパーの開店実務指導をしてきた。だが大型スーパーが増え、私の手掛けた青果出の小型スーパーは多くがのこっていない。こうした中、今も繁盛しているアキダイを見たくて、1度関町の本店を訪ねた。西武新宿線の関町駅から2分とほどの住宅地のなかの店舗。間口12.7m×奥行23.6m=約300㎡、レジ3台、今標準的スーパーは1,000㎡~1,500㎡だから、小型スーパーの部類に違いない。 

個性を青果に求めておりその品揃えは並のスーパーをしのぐ。鮮魚や精肉、加工食品は売れ筋にしぼり扱う程度だが、ワンストップ(一か所で揃う)の便利性に配慮している。 

 個性の一つはテレビでさんざん見ているように、商品とりわけ青果についての商品説明力だろう。HPを見ると店長メセージとして「ここ本店ならではの品揃えに自信があり、アットホームなお店つくりを心がけています。お気づきの点がございましたら、スタッフにお声をかけてください。アキダイにしかない、自家製お漬物しょうちゃん漬を心をこめて漬けております。ぜひ食べて頂けたら嬉しいです」とうたわれている。小型スーパーとして顧客との対話や、個性商品(漬物)を重視しているかが見てとれる。 

なぜアキダイがこれほど有名になったんだろうか・・・「軽減税率」だけでなく、やはり毎日のようにテレビに登場し、野菜や果物、その他生鮮品などの生産や価格の動向をしゃべってくれるからである。一般のチェーンスーパーは地区本部長―店長―現場の部門チーフー現場職員・パートと言った具合に、仕入れや販売について横割の分担制が確立、売り場のチーフであっても市場や生産地のこと、相場の変動のこと、料理や栄養価のことなどあまり知っていない。 

間違ったことをしゃべるとストア全体のイメージが傷つく・・・との思いから、テレビや新聞の取材を「本部の許可なき場合」は受け付けない。対話面で一般スーパーは「冷たさ」を感じるのは私だけではないはず。アキダイの強さは消費者やマスコミに積極的に情報を開示し、顧客の信頼を得ていることではないか。またこと青果については生産動向・市場動向に通じているから、「今なら買い進む」「今は仕入れを手控える」といった知識を持っているため、こと青果については一般スーパーに比し常時安く売る体質を持ち、これもまた繁盛に結びついているように思う。

(写真:私も撮影してきたがメモリーに転写する際に消え、HP掲載の写真を拝借)

 

2021年5月24日月曜日

入間市のコロナ感染率0.44%―県平均以下

 

 入間市でも5月10日からコロナ・ワクチン接種の予約受付が開始された。初日に申込をしょうとした人は、「何回電話してもかからないのであきらめた」と言う例もあるが、私のところは17日の月曜10時ころに電話し、一発でつながり夫婦2人分の予約がスンナリ完了した。対応も滑らかで、云う事なし。みなさんはどうだったのだろうか。入間市の場合、比較的順調に予約受付が進んでいるのではないだろうか。

   ところ入間市全体では令和3年5月17日(2年3月10日以降)現在の感染者延べ人数は643人で、市人口146,622人(5月1日現在)で割った感染率は0.44%である。これは埼玉県平均の0.57%を下回り、恵まれていると言える。入間市の場合、西武線の奥深い立地や高齢化・少子化の影響で、東京都心方面への通勤が少なく、東京方面での感染が少ない・・・と言った立地条件もあるだろう。

表―1 年齢別のコロナ延べ感染者比率

 感染者数は令和2年3月10日~令和3年5月17日まで

 

延べ感染者数

入間市年齢別人口

感染者率%

年齢

合計

合計

合計

就学前

5

6

11

5,230

4,928

10,158

0.10

0.12

0.11

10

23

19

42

6,696

6,499

13,195

0.34

0.29

0.32

20

79

72

151

6,928

6,764

13,692

1.14

1.06

1.10

30

46

27

73

7,831

7,263

15,094

0.59

0.37

0.48

40

54

43

97

11,024

10,286

21,310

0.49

0.42

0.46

50

48

41

89

10,590

10,072

20,662

0.45

0.41

0.43

60

42

39

81

9,381

9,737

19,118

0.45

0.40

0.42

70

26

19

45

9,906

11,233

21,139

0.26

0.17

0.21

80

11

19

30

4,373

5,756

10,129

0.25

0.33

0.30

90

3

16

19

558

1,483

2,041

0.54

1.08

0.93

不明

2

3

5

8

76

84

 

計算不適

 

合計

339

304

643

72,525

74,097

146,622

0.47

0.41

0.44

   0.44%と言えば、227人に1人の感染ということだが、すでに新型コロナが完治し免疫を持った人も多く、今現在感染発症している人は1,000人に1人もいないはずで、市外から来る人と接触を控え、そのうえ①マスクの着用、②丹念な手洗い、③3密の回避、④不要不急の外出の排除・・・に努めればまず感染は避けられる。 

 私なりきに、感染状況についての入間市の原資料(県がまとめた市町村統計)をネットから取り出し、まとめてみたのが表―1,表―2である。表―1は年齢別の累計感染者数を市の年齢別人口で除した「これまでの延べ感染率」である。感染率の多いのは20代で、全体平均の倍以上である。大学生や若手のサラリーマン層ということになる。行動半径が広く、かつ仲間と飲食する機会も多いためだろう。逆に小・中・高校生中心の10代は、行動半径が狭く、学校における衛生教育の徹底のおかげと思うが感染率は低い。これは未就学年齢にも言える。

   30~60代の勤労所帯年齢では、感染率は中間的で安定している。勤労から解放された70~80代は活動空間が狭く、ために感染率は低めであるが、90代の男性ではなぜか感染率が高い。

   表―2の職業別の感染率は、それぞれの分母となる数字が分からないので、一概に「この職業で高い」とは言いきれない。あくまで参考として見て欲しい。感染源になりやい飲食・接客業だが、コロナ対策に留意しているためか0.5%と低い。感染の最前線にいる医療充実者も十分に対策をしているはずで、3.3%は低いと言えそうだ。行動領域の広い会社員、アルバイト(パートも含まれると思う)は、やはり構成比も高い。

表―2 延べ感染者の職業別区分

区分

感染者

構成%

自営業

42

6.5

飲食・接客業

3

0.5

会社員

242

37.6

公務員

16

2.5

施設職員

33

5.1

医療従事者

21

3.3

アルバイト

82

12.8

学生

54

8.4

無職

141

21.9

未就学児童

2

0.3

不明

7

1.1

合計

643

100.0

   やっとワクチン接種が始まったところで、年内一杯かかっても全員2回の接種が終わらないように思う。となると、感染力の高い変異ウイルスのことを考えると今まで以上の厳しい対応が必要に思う。


 


2021年4月16日金曜日

チューリップは花弁が大きく咲いてこそ艶

 

 今年(令和3年)のチューリップは3月20日頃、ソメイヨシノとともに早くに咲き、4月10日でほぼ開き終えた。仏子に越してきてすでに19年だが、昨年春に初めて「彩の森入間公園」に行き、チューリップを見るなら彩の森公園ということを知った。県営だが1万本のチューリップが市民の協力も得て植えられ、その集団艶舞や街路樹下の寄せ植えが見事だ。 










 



  






 

  マイ団地でも、10人ほどに球根を配り、11月から12月上旬にかけ球根を植え、3月中旬ころに色づいた蕾が出、桜の開花と同じ3月下旬から咲き始め、4月中旬までに250株がほぼ咲き終えた。サクラ同様にチューリップもまた花の命はせいぜい20日ほどと短いのが残念である。

 1昨年、昨年と1球当たり45円?のバラ売りの球根を購入(これまでは20球入りのミックス・セット)。今年の場合、①充実した球根に加え、②腐葉土などの施肥、②春先の温暖な気候、③適度の雨…のおかげで赤、ピンク、オレンジに黄色の縞、黄色、白色の大きな花が咲いた。チューリップの場合、やはり花が大きいほど可憐で、小さな花が多数よりもはるかに華やかである。



 ところで、今年の花から秋に植える球根を取る場合は、それなりの注意が必要だ。花弁が1枚でも下向きになったら、花のすぐ下から摘みとり、養分が花に奪われないようにする。そして葉が黄色く枯れるまで1ケ月ほど置く。栄養分を新規の球根に流し込むためだ。1け月ほどして堀上げ、浅い段ボール箱に入れ、風通しの良いところ影干しする。その後、薄く小さい鱗片状の球根を取り除き(来年咲かない)、同じ段ボール箱に入れ、タンスの上など湿度のないところに置いて置けば十分。収穫時に消毒をしたこともないし、かつ水洗いもしない。 

購入、自家採取の別なく、球根の植付けは紅葉の時期だが、入間では12月中旬を過ぎてもOKであった。冬の低温に充分会えば花が咲くのだそうだ。15センチほどの深さに掘り、腐葉土等を混ぜ込み、深さ10センチ=球根3ケ分の深さに球根を植える。葉の向きをそろえるためには、球根のふくらみとへこみを考え一定に並べる。

  また、「10センチおきなど等間隔に並べる」と書かれているが、100株、200株と植える場合は別として、20球程の場合は4球×5つの群・・・と言ったように、寄せ植え的に集中と分散を考えたほうが競艶感が出て迫力がある。私の場合、4×4群植えをしたのだが、その場所が不明確なまま、ビオラを囲み白妙菊などを植えた。これを囲むようにチューリップ10株以上が咲き誇り、デラックスな寄せ植えになった。(写真3)

令和5年3月18日

 私の仏子リバーサイド第1公園の花壇のチューリップが赤2、黄3が咲いた。団地全体では昨年収穫分の球根まで入れ200株ほどが咲くはず。

   4月3日

 日当たりの良い花壇ではすでに満開を越え、花びらが落ち始め、日当たりの短いばしょでは今満開。2週間以上差があることが分かる。今年は1ケ売り50円程の球根。やはり大きな美しい花が咲いてくれた。詰め合わせの小さい球根は、やはり避けたほうが賢明。クリームやホワイトも赤が多い中引き立つものだ。