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2024年11月24日日曜日

団地ベランダでの日光浴―最高の贅沢

 

写真① ベランダの丸椅子と足を載せる外壁               












写真⓶ 11月だと2mも太陽が室内に差し込む

    この太陽光を利用しない手はない。手前

    枕。上はひざ掛け。


 高層の団地やマンションにお住まいの方も多いと思う。高層住宅ではどの棟も太陽が当たるよう、東南、南、南西向きに建てられているのが普通。私の場合は午後1時の方向を向いた建物の下層階だ。幸い建物前が広場状で、太陽に近い側に建物があるが、それらの北側の窓はたいがい閉ざされ、仮に開けて望遠鏡で覗かれたとしても、細かい動作までは分からないはず。 

 こうした条件のなか、白い壁と手すり、ネズミ色の床に囲まれた幅90cmほどのベランダで、このところ天気の良い日は丸椅子を置き座り、足をベランダの外壁(80cmほど)に乗せ、日光浴を満喫している。晩秋以降になれば部屋の中にも200cmほど陽がさしこみ、敷物を敷き上半身裸で日光浴することもある。実際に味わってみると、無風状態で太陽がさんさん・・・とう日も多く、実に快適だ。上半身裸であればビタミンも作られ、健康上の効果も高いと信じている。 

 上半身裸は全員にはお勧めできないが、せっかく高層の南面に住み、洗濯干し場のみにベランダを使っている人に申し上げたい・・・ベランダは狭い中庭である。ぜひとも鉢花などを育てる場だけでなく、開放感や健康に寄与する日光浴の場にも十分利用してほしいものだ。

   

ビタミンⅮの形成

   厚生労働省の調査によると、食品からとるビタミンDの必要量の目安は5.5µg程度。それに対して、1日に必要なビタミンDの量は15µg以上とされている。足りない10µgのビタミンDは、太陽光線を浴びて体内で生成する必要がある。

 紫外線の量は季節や場所、時間帯によって変動し、皮膚のタイプによっても変わるが、1日に必要な日光照射時間は、夏であれば15〜30分程度だ。

 ビタミンⅮの効用 (健康長寿ネットより)

 ヒトを含む哺乳動物では、ビタミンD2とビタミンD3はほぼ同等の生理的な効力をもっています。ビタミンDは肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDに変わり、主に体内の機能性たんぱく質の働きを活性化させることで、さまざまな作用を及ぼします。ビタミンDの生理作用の主なものに、正常な骨格と歯の発育促進が挙げられます。また、小腸でのカルシウムとリンの腸管吸収を促進させ、血中カルシウム濃度を一定に調節することで、神経伝達や筋肉の収縮などを正常に行う働きがあります。

2024年11月14日木曜日

あなたも有機農業をしませんかー農文協が有機大事典

 

 戦後、長らく有機農業をけん引してきた農文協が、その集大成として「みんなの有機農業技

術大辞典」第1巻(共通技術編)と第2巻「作物別編」を完成、発売した。合わせて2,20

0ページに及ぶもので、2巻で定価44,000円である(2巻合わせ売り。単巻だめ)。

 1巻:共通技術編 ①有機農業とは何か ②有機農業と炭素蓄積 ③有機農業の共通技術 ④農家の有機資材 ⑤無農薬・減農薬の技術 ⑥話題の有機栽培 付録

 2巻:作物別編 ①水稲 ②畑作・転作作物 ③野菜・花 ④果樹 ⑤茶 ⑥畜産 検索 

出版の目的は  

 有機農業に取り組む農家の経営体は、現在全国に約6万9000戸あるが、その63%は65才以上。うち7割は後継者がいない。このため先駆者の知識や技術が失われてしまう。一方で今、新規就農者の20%が有機農業に取り組んでおり、技術の伝承はいそぐべき課題だが、    これは農文協が得意分野である。

本書は、農水省が作成した「みどりの食料システム戦略カタログ」にも対応している。カタログ紹介されているさまざまな技術や研究を、より詳細に解説する内容。そして、例えば「RNA農業」や「ゲノム編集」などは掲載していない。すべての研究を載せるのではなく、「農家が本当に現場で使えるか」という視点で厳選している。

本書は「共通編」「作物別編」各1100~1200ページの2巻セット。その核をなすのが全国の農家事例、農文協の機関雑誌「現代農業」に登場する農家たちから、試行錯誤して磨きあげた農業技術を、改めて紹介してもらっている。

有機農業にはさまざまな農法や流儀がある。耕すか耕さないか、動物性堆肥を使うか使わないか、JASで認められた農薬を使うか否か・・・本書では、これらの違いを乗り越えたいと思ている。(一部省略)


 

 

 

直売所・創意工夫の商品開発ー日高中央に学ぶ

 

写真①上 木の古株を加工した置物や骨董
 日高市中央農産物販売所の紹介は3回目になるが、秩父市に通じる299号に面し、観光客を広域に引ける優位な立地だ。ために事実、売り場面積474平方メートル、駐車場約100台で、レジ5台という繁盛店である。顧客が多いこともあるが、「こんなものが」と思える他所の直売所で見たこともない珍しい品が多数ある。

 例えば・・・イネわら1袋500円(以下総て税込み)、イネもみ殻1袋500円、堆肥1袋225円、竹炭5リトル550円。このほか最初の写真のように、林に放棄された木の根(あるいは河川の流木)を加工したような置物、骨とう品とも言える火鉢などまで、かなりな量を置いている。盆栽も別途ビニールハウスも設けるほどシャボテンまで含め沢山扱い、青松12,000円、真柏13,000円という品もある。農村と都市とが接近し、消費も共通してきており、農家の皆さんが「これがあれば役立つ」「これはうるおいになる」と思ったものを販売して、成功しているように思う。







写真⓶ 松や柏、シャボテン他の盆栽

        





 








写真③上 野菜苗を保護するための敷き藁          写真④下 消臭の竹炭










写真⑤
 家庭菜園向きの堆肥やもみ殻も                         
写真⑥ 家庭菜園用の堆肥

 花は店舗内の33㎡ほどに、金属製の花桶を100ほども置き、ゆうに50種を超える様々な切り花が用意され、極めて選択性が広い。花栽培農家も多いようだ。店頭では16㎡ほどにパンジー、ビオラ各120円ほかの絞られた鉢花が並んいる。そのわきには、持ち帰りやすいようにポリ袋にいれた野菜苗も写真のとおり置いている。


  




写真⑦ 野菜苗


     

写真⑧ 切り花コーナー






写真⑨下 鉢花コーナー




2024年11月4日月曜日

ハロインの行列・・・野田に出現!!

 


 11月4日に野田のセブンイレブン前で一休みしていると、天使、花嫁、真魔女、巫女などに扮した娘さんや、カボチャをかぶった子供さんの列。どこか学校でハロインの集会が終わり、それぞれ親と自宅に帰るところかな・・・と思いきに、違った。また10分も経たずに同じ仮想が現れる。同じ道筋を何周のしているようだ。 

「どこかでハロインの集会があったのですか」と聞くと、「いや違います。これがハロインそのものの行進なんです」とのこと。20年以上西武地区に住みながら、毎年やられている風な「野田のハロイン」を知らずに来た。 

詳しく聞いてはいないが、入間にある「NPO法人あそびアートこども劇場入間」が、毎年サポートをして、野田の第2自治会が主催しているイベントのようだ。だからどのコスチュームも洗練され完成され美しい。もっと、仏子駅くらいまで練り歩いてくれれば、西武地区全体のイベントになるのではないか。


2024年11月2日土曜日

西武地区文化祭(第61回)ー多彩な才能が開花

               第61回文化祭

塗り絵のコーナーも

 11月2日(土)、3日(日)―令和6年―4に、第61回「西武地区文化祭」が実施され、茶会も開かれた。地域史から始まり、洋画、日本画、写真、小・中学生の創意工夫・美術作品、書道、木彫、俳句、川柳、七宝焼、生け花と広いレパートリーを網羅し、点数も多く各分野とも才能が開花した感じで、見ごたえありだ。



発明創意工夫作品


(下)日本画の部











2024年10月21日月曜日

西武地区(仏子・野田・新光)の明日を考える

 





 

    

       美しさとにぎわいがあふれた  

   西武地区に!!




1.発展に値する生活エリア

西武地区と言うと、西武線のイメージが強すぎ地域的な誤解を受けやすいが、ここでいう「西武地区」は入間市の大字仏子・野田・新光にまたがる狭い地区・・・少子・高齢化が進み、仏子小学校の西武小学校への統合、野田中の西武中への統合が着々と進み、本ブログでも小中学統合の関係記事2つへのアクセスが計3,300件になり、ブログ中の上位3位に入る。また仏子駅無人化も令和6年4月にすでにスタート(乗降客数は1992年当時18,353人だったが、2,022年は8,963人=69.4%に)。 

少子・高齢化による人口減少で、「縮小(機能の)均衡」の動きが活発化していることは、皆さんも良く知るところ。このままでは縮小・均衡の連鎖が際限なく続いてしまう。どこかで歯止めをかけたいものだが、「市民の力ではどうにもならない」と、思いがちのはず。だが私はそうは思わない。皆が少しづつ労力を出し、若者が楽しく恋愛し、結婚し、子育てに励める環境が整えば、かならず人口増も可能なり信じる。 

その環境とは・・・①アミーゴ、図書館、小中学校を拠店に、若者の交流を促す催しを活発に開かれるよう、交際支援組織を作る、②保育園・幼稚園をサポートできる中高齢主婦の組織を作る、③入間川の河川敷や土手の草刈り、ゴミ拾いなどの支援組織を広げる、④公園や団地、入間川土手などのように、公園や団地においても花一杯運動が展開できる組織を強化する、⑤市にペンキ代やハケ代等を補助させ、公共施設で最も目立つガードレール(通学路優先)を絶えず白く保つ。⑥入間川の桜並木、西武運動場、公園などのベンチを昔のようにきちっと配置し、そのペンキ塗りは市民が協力して行い、市民が交流できる場を充実させる・・・こうした努力をすれば入間川、桜並木、西武運動場、花火大会等もあり、有名な寺社や古い土蔵や煙出し楼等も残る西武地区は、美観と歴史を誇る活気ある地域に近づけると信じる。 

2.ボランティアー少ない労力で大きな満足

私自身はこの7年間ほど、朝の6~8時の早朝に団地内の芝地の草むしり、芝地の造成、小公園の美化、ガードレールの洗浄・塗装を黙々と続けてきた。1時間あれば芝地の草むしり4坪(12,2㎡)、ガードレールなら4枠(7.3m)の作業ができ、少ない時間であっても、大きな満足感を得られるものだ。たとえば、ガードレールの新規塗装などについては、市の予算が全くついていない様子なのだ。・・・別途、老人ホームやデーサービス3ケ所、ごく一部の自治会の歌声の支援も、ギタリストとともにコロナまでに計160回ほど実施(週1回の割合で)。

   小中学校生の毎日の通学路が赤サビだらけでは、頭が晴れない。サクラ堤にある4つのベンチのうち3つはすでに壊れかけている(私が2回塗装)。これでは若者の恋の語らいもできず、ご近所さんとの会話の場もなくなってしまう。 

私の西武生活は20数年だが、生まれてから50年は、東京の杉並区天沼というところに住んでいた。すでに35年以上前であるが、50~60坪の住宅がびっしり張り付き、まとまった緑を求めるとしたら神社の境内や地主さんの屋敷くらい。川魚釣りは1キロも先のすでにどぶ川に近い川でし、泳ごうとおもえば1~2駅先のプール。散歩やジョキングする道などや歴史的建造物は皆無・・・閑静な住宅地で、文化人も多く住んでいたが、西武地区と比べたら「自然や誇れる歴史環境」はゼロ点に近かった・・・マイ・ブログ「杉並区天沼物語―野際陽子さんも住んだ街」あり。 

3.少子化さえ解決できれば発展可能エリア

さて地元「西武地区」の現況を簡単に見ておこう。  令和6年1月1日

地区    人口   世帯 世帯人員 人口と世帯伸び率  キロ㎡密度

入間市計   144,732     68,071     2.1       -4,1% 12.4%         3,240

西武合計  21,136      10,166    2.1        -2.5%   16.7%          4,271  

  仏子      8,165       4,361    1,9      ↑ ーク時2010年対比

  野田    9,490       4,282    2.2                           豊岡 7,259

 新光           3,481       1,523    2.3                  藤沢  7,028

西武地区の人口は、ピーク時の2022年に比しー2.5%。入間市全体のー4.1%より緩やかである。世帯の方は+16.7%とかなりふえている。少子化に歯止めがかかれば人口増加も可能になる。エリアの経済的繁栄は人口・世帯数の絶対値やキロ㎡当りの人口密度に依存する。この人口密度も、入間市のなかでは豊岡や藤岡地区に次いで高い。密度が低ければ購買力が弱く、適正数のスーパー、ドラッグストア、コンビニ、飲食店等が維持できなくなり、不便さから人口減で町の斜陽化が進む。幸い西武地区には中堅スーパー2店、ディスカウントスーパー(Big-A)1店、コンビニ8店、ドラッストアア3店があり、多くの買物に不便がない。ヤオコー寄りに100円ショップ1店があれば、とかファミリーレストランがバーミアン以外にもう1店あればなおよい・・・といったかなり満たされたエリアである。

すに述べたとおり、西武地区は世帯数が増えている。上橋南手の一角には新設の戸建てやアパートも50世帯を超え新設され、住宅建設も衰えていない。世帯数が増えている今、若い人、子育て主婦に喜ばれ、子供さんが増える環境をみんなして創りたいものだ。












































 


2024年10月18日金曜日

「米騒動=令和6年」は農林大臣に責任あり

 


 妻を介護中で、私も食が細く、コメは朝2合も焚けばすんでしまい、買い物の中心では無く、「なくなったので買おう」と馴染のスーパーのコーナーへ。8月のことだが、スーパーの棚に普通米は皆無。やむなく1kgのもち米の袋を買い、すこし水を減らして粘りを減らすことにし1ケ月以上しのいだ。10月中旬に同じスーパーの棚は80%だったり100%だったりで、コメ不足が完全解消していなかかった。全国の世帯に2ケ月にもわったって不足をおこした状況を、「騒動」と言って言いすぎだろうか? 

 もち米の朝~夕食を食べるなどは、過去に一回も経験がない。①令和5年がやや不作だった、②インバウンドで外国人が米を沢山たべた、③東海大地震の予測が出て買いだめに走る地方があった、④令和も猛暑で不作が懸念された・・・と様々な要因がある。 

ここで登場してきたのが「政府・備蓄米」の放出問題だ。備蓄米という字はネット上では多数でてくる。生産者、農協、卸売り業者こぞって、ここぞとばかり「家庭内の備蓄にうちの米を」と宣伝するからだ。 

 問題のあるのは「政府備蓄米」だ。1993年に起きた「平成の米騒動」(記録的な冷夏により米の供給が不足した)が起き、政府は1995年に凶作時の米不足が起きないように、常時100万トンほどを目標にした備蓄を開始。この数字は10年に1度の凶作や不作が2年続いても耐えられる数字である。毎年20万トンほど買い入れはじめた。そして保管期間の5年を過ぎたものは、飲食用の米の流通に影響が出ないよう、「飼料米」や学校給食用などに放出する。 なお備蓄米は、多収穫でコストのやすくあがる飼料米だが、多収のため味が少し落ちる程度と言われる。

今回、この政府備蓄米はまったく活用されず、坂本哲夫農林水産大臣は、「今年の作況悪くない。新米出回る9月中には米不足は解消する」として8月27日に。卸売業者に「小売業に充分米が渡るよう」にと要請したにとどまるのだ。飲食用の米の流通は自然の需給関係に任せ、政府が関与すべきでない・・・との考えもあったようだが、問題は政府の備蓄米制度が極端にお役所しごとに成り下がっていることだ。備蓄米の放出については、「食料・農業・農村政策審議会食糧部会」において、放出の必要性に関し、作柄、在庫量、市場の状況、消費動向、価格及び物価動向等について総合的な観点から議論を行い、これを踏まえて、農林水産大臣が備蓄米の放出等を決定する」となっており、臨機応変に対応する仕組みになっていない。 

今後も不作だけでなく地震、津波、大規模洪水など全国的、地方的な急激なコメの過不足は起きる。緊急時には地方的にも放出が短期に可能にする法律に換えるべきである。そうすれば、「緊急会議が開かれる」というだけでパニックは事前に収まりもする。