写真①をみてください。これはマイ団地のなかにある砂場なのです。この画面の中に、12ほどのクレーターもどきの穴があるのです。やや崩れかけているので、感じがつかめないとおもいますが、野球のボールが半分めり込んだ真円の穴です。 最初、見つけた時はアリジゴクが蟻を捕らえるための穴だとおもいました。ですが、もっと大きく、かつお椀のような角度のまん丸い穴です。しかも写真⓶でも明確ではありません。黒くみえるのは太陽に向いた土手の陰で、実際は磨きがかかったマン丸の真円です。はて、何でしょう。
写真⓶ 穴の暗い部分は土手の陰。丸い穴が広がっているのを想像ください
これはスズメが砂浴びしたあとなのです。砂場は猫が侵入し糞尿をしないよう周囲は白ペンキの鉄線の囲い、上部はヒモ状のネットの囲いです。横の鉄線は、スズメが通り抜けるに充分な幅です。ために、人気がないと数羽でやって来て、体についた虫や汚れを落とす「砂浴び」を盛んにやるようです。バタバタと羽を浮かし1回転どころか数回転することもし、きれいな真円の穴になるようです。
花壇の中でも土が乾いたところで砂浴びをするので、困る存在でもあります。いつか砂浴びの現場を見たいものですが、警戒心が強く枝葉で身を隠しても見るのは困難なはず。
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