昨年は黒い房をつけるカラスノエンドウが大繁殖。今年はその数増倍もの勢いで、団地の空き地、芝地、一般道路の端などに、カラスノエンドウを小柄にしたスズメノエンドウが大繁殖中だ。細かい葉と茎を地表面にファフアと舞うがごとく延ばし、スミレのような可愛い花をつける。
来年の繁殖にストップを掛けるには、実がつく前の花の段階で、根の大部分まで抜き取るようにむしり取る。広幅のカッターを用意しておき、地中深くで根を切り取るのが妥当。ただ軽くむしり取るだけではまたまた繁茂する。ほっておいて、実がつけば四方に種を蒔き散らし、来年さらに大変なことになる。抜いて抜いて抜きまくることをお勧めしたい。
<ネット注釈>本州〜沖縄の道ばたや畑などにふつうに生える。葉は12〜14個の小葉からなり、先は巻きひげになる。小葉は長さ1〜1.7cm、幅2〜3mmの狭卵形。花は葉腋からのびた柄の先にふつう4個つき、白紫色で長さ3〜4mm。豆果は下向きにつき、長さ0.6〜1cmで短毛があり、なかにふつう種子が2個入っている。花期は4〜6月。(野に咲く花)・・・食べる人もいる。
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