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2024年8月27日火曜日

ささえあい西武「おげんきかい」―老々介護や独居老人支援

 


 

 

 

 どこの市町村も社会福祉協議会を中心に、「ささえあい」「つながろう」等(助け合い)の諸活動をしている。入間市西武地区包括支援センターやっている「ささえあい おげんきかい」は、他より一歩進んだものと言える。類似の例は「ふじみ野市」くらいしか見当たらない。



 つまり、各種の家事を①支援して欲しい人と、②支援する会員を募集し、両者を仲介し、支え合いの実をあげているのだ。年寄や出産、育児でいそがしい主婦のため、作業時間30分で300円、1時間600円というボランティア的と言ってよい安い料金でサービスを提供する(支援者は60才越えの比較的年配の方が多くなる)。独居老人や、老々介護で疲れはている人にとって朗報である。

支援する作業の内容は、次のとおり。

家庭内支援・・・屋内清掃(風呂、台所他)、室内整理(家具、衣類、本他)、家具の移動。 簡単な料理、洗濯、ゴミ出し。 電球の取り換え他。

 屋外支援・・・草取り、芝刈り、低木や垣根の枝切、軒下整理他。

 買い物支援・・・買物同行、買い物代行、買い物注文他。

 通院支援・・・通院同行、薬受領、受診予約他。

 訪問支援・・・話し相手、外出同行、見守り、散髪他。 

 現在、支援を提供する会員は130人、一方支援を受ける利用会員は59人、このほか支援を支える寄付をする賛助会員が21人(個人72口、団体10口)。会費は提供する側、受ける側に限らず、年500円。賛助会員は1口500円以上。 

現在、西武は1~10地区に分かれているが、各地区に2~8人の世話人を置き、そのうち1名を世話人チーフとし、自治会長が推薦。チーフは支援依頼に対して、活動の可否の下見をし、必要者数や活動日を調整する。

 西武地区多くの方が、支援会員や賛助会員、さらに利用員が増え「おげんきかい」の運動が盛り上がれば、地域の活性化つながるのではないか。

2024年8月23日金曜日

コバエがホイホイは驚きの捕虫力―1夜で200匹

 



 

 

 
 老々介護の介護するがわだか、疲れて食器洗いもせずに寝ることもあり、コバエの類が目の前を3、4匹も横切ることも多い。介護生活丸2年半ほど、一度の食中毒もないが、あまりにもコバイが多くいずれ食中毒もおこしかねない。スーパーで適当な殺虫剤を探した・・・これまではスプレー式オンリーである。見つけたのがアース製薬の「コバエ、ホイホイ!」である。
 

 コバエトイッテモショウジョウハエ類、ノミバエ類が入り、台所や生ごみの容器近くに置く品。底の容器と虫を吸い寄せる穴のあいた三角帽子状からなり、上下合わせると写真のとおりタマネギ状。 

 底の部分に四角形のゼリー状のものが多数はいっていて、このゼリーはコバエが好きな赤色の色素や紹興酒、黒酢、魚介類の成分を含み、コバエを引き寄せる。三角帽子に空けられた長い窓から容器にはいり、好みのスロープを伝わってゼリーに誘導され、セリーに含まれる殺虫成分を食べコロリとなる。死んだ虫はやがて白く溶けてしまい、次々と新顔のコバエがやってくる。一式税込み約500円だが約1ケ月有効という。

 


 我が家では、最初流しのはずれの汚物ろ過容器の近くに置いた。翌朝100匹以上の死骸を見て成果にビックリ。食事をするリビングのテーブルの上にも、いつも4~5匹も飛んでいる始末。こちらにも1個必要と、さらに1個買い午後9時に設置、翌朝9時に蓋を取ってみると、一晩で約200匹ものコバエが憤死していたのにビックリ。どの窓も網戸になっており、外から侵入したとは思えない。 

食器あらいを翌朝に持ち越したりしてコバエが繁殖しやすい様子・・・室内の清掃にも留意しないと、コバエの繁殖に負けてしまいそうだ。それにしても、コバエがホイホイの威力はたいしたものだ。

2024年8月14日水曜日

マンションの大規模修繕の積立金問題ー資産向上

 








どこのマンションも、おそらく大規模修繕積立金を値上げするか否かで、頭を抱えているはず。確かに積立金の増額は、そこで生活する限り負担増。だが、耐震建築で作られた高層のばあい80年住宅、100年住宅とも言われ、水漏れの無いよう防水につとめ、新規塗装もし、水道や下水の漏れも防ぎ、かつモダンな、あるいは斬新な色に外装をすると、資産価値が高まり、「びっくりする値で売ること」もおきている。600~1,000万円の入間市周辺の売りマンション物件は、立派な退職金をもらう人にとれば、「戸締りが簡単で安全度が高く、老後の2人住まい等にもってこい」となる。ために、人気が出ているようだ。たとえば24年も前に買ったのに、値下がり幅は「わずか9%なのである・・・信じられない話が次々起きている。いま築43年で80年住宅とすれば、まだ37年も住めるので、子供世代も住み続けられる・・・これも大規模修繕が継続し行われてきたからである。

下記は最近インターネット上に掲載された大規模修繕の記事そのもので、私の自身の原稿ではない。貴重なデーターなので。是非参考にして欲しい。

マンションの大規模修繕工事などのために、区分所有者らが負担する修繕積立金について、長期修繕計画で必要と定めた積立額に対し、実際の額が「不足している」と答えた管理組合が計36・6%に上ったことが、国土交通省の調査で分かった。新築分譲時に低く設定した積立金を、計画通り増額できていないことが背景にあるとみられる。(斉藤正志)

 修繕積立金が不足したままでは、12~15年程度の周期で行う大規模修繕工事が計画通りにできず、大幅な値上げが必要になる可能性がある。

 国交省が5年に1回、実施する「マンション総合調査」は、2023年10月~24年1月に全国約4300の管理組合を対象とした。

 長期修繕計画に対する実際の積立額との差は、20%超の不足が計11・7%となり、80%超は計5・0%に上った。10%超~20%が3・7%、5%超~10%が2・9%、5%以下が18・3%だった。

 計画的な増額が難しい理由の一つには、その積み立て方式がある。

 同調査によると、47・1%の管理組合が新築分譲当初は修繕積立金を低く抑え、段階的に値上げする「段階増額積み立て方式」を採用していた。将来の修繕に必要な額を見据え、均等に案分して負担する「均等積み立て方式」は40・5%だった。

 国交省は、安定的な積み立てのためには、均等積み立て方式が望ましいとするが、現状は段階増額積み立て方式を採用する管理組合が多い。マンションの開発業者が買い手側の負担を軽く見せるため、分譲当初から同方式を設定しているケースがあるとみられる。

 同方式を用いる管理組合の59・4%は「計画通りの額まで増額できた」と答えた。一方で、26・4%は「引き上げはできたが計画通りの額までは増額できなかった」、7・8%は「増額を検討したことも実施もしたこともない」、3・6%は「増額したかったができなかった」とした。

 修繕積立金の引き上げは、管理組合の総会で過半数の賛成を得る必要がある。合意形成がうまくいかず、長期修繕計画で見積もった通りに増額できないケースがある。

 一方、修繕工事費は高騰している。22年2月からのウクライナ戦争に端を発した円安により、輸入に頼っていた資材価格が上がっている上、24年4月からの建設業の残業規制で人件費が高くなっているためだ。

 国交省によると、22年末時点のマンションの総戸数は約694万3千戸。うち築40年以上は約125万7千戸で、42年末には3・5倍の約445万戸まで増えるとしている。

 マンションの老朽化が社会問題化しつつあるが、同調査では、老朽化対策について「議論したことがない」と答えた管理組合が66・1%に上り、「ある」は25・8%にとどまった。