どこの市町村も社会福祉協議会を中心に、「ささえあい」「つながろう」等(助け合い)の諸活動をしている。入間市西武地区包括支援センターやっている「ささえあい おげんきかい」は、他より一歩進んだものと言える。類似の例は「ふじみ野市」くらいしか見当たらない。
つまり、各種の家事を①支援して欲しい人と、②支援する会員を募集し、両者を仲介し、支え合いの実をあげているのだ。年寄や出産、育児でいそがしい主婦のため、作業時間30分で300円、1時間600円というボランティア的と言ってよい安い料金でサービスを提供する(支援者は60才越えの比較的年配の方が多くなる)。独居老人や、老々介護で疲れはている人にとって朗報である。
支援する作業の内容は、次のとおり。
家庭内支援・・・屋内清掃(風呂、台所他)、室内整理(家具、衣類、本他)、家具の移動。 簡単な料理、洗濯、ゴミ出し。 電球の取り換え他。
屋外支援・・・草取り、芝刈り、低木や垣根の枝切、軒下整理他。
買い物支援・・・買物同行、買い物代行、買い物注文他。
通院支援・・・通院同行、薬受領、受診予約他。
訪問支援・・・話し相手、外出同行、見守り、散髪他。
現在、支援を提供する会員は130人、一方支援を受ける利用会員は59人、このほか支援を支える寄付をする賛助会員が21人(個人72口、団体10口)。会費は提供する側、受ける側に限らず、年500円。賛助会員は1口500円以上。
現在、西武は1~10地区に分かれているが、各地区に2~8人の世話人を置き、そのうち1名を世話人チーフとし、自治会長が推薦。チーフは支援依頼に対して、活動の可否の下見をし、必要者数や活動日を調整する。
西武地区多くの方が、支援会員や賛助会員、さらに利用員が増え「おげんきかい」の運動が盛り上がれば、地域の活性化つながるのではないか。
0 件のコメント:
コメントを投稿