しかし今のところその機会がなく、小・中学生の皆さんにも見てもらうため、また「昔目で見たこともあり、懐かしさを感じる高齢世代」にも見てもらいたく、長野県伊那市高遠町にある「高遠町民族資料館」や埼玉県の「三芳町民俗資料館」で展示されている古民具の写真を紹介する。農具については、第2次大戦のあとの昭和20年代ぐらいまでは、使われていたものが多いのではないか。
写真① 上段の右は田を滑らしながら作業する田の除草道具。 左の又の開いたものは稲刈り機。下段右は馬や牛に引かせる田の表面をならす道具(馬鍬)。
写真② 中央は荷を背負うための道具。左は草鞋(わらじ=靴の代わり)
写真③ 手前はイネの脱穀用の千刃。その左はイネの足踏み脱穀機。奥は米の選別用ふるい。
写真④ 手前は千刃に連動したふるい。 奥は足踏みで風を送る米や麦の選別機。
写真⑤ 足踏みの縄ない機
写真⑦ 各種篭と耕作用具、落ち葉搔きの道具。
写真⑧ はた織機
写真⑨ はた織機
写真⑩ 絹糸のつむぎ道具や撚糸などの生糸関係品。
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