もともとはビッグ=ダイ、A=エー(大栄)の名の通り、ダイエーの子会社として昭和54年に1号店を大宮に出した。生鮮品やメーカーブランドの加工食品や雑貨をディスカウントする。このほか24時間営業も大きな特徴。店舗規模は330㎡ほどと狭く、一般スーパーの1/3~1/5程度だが、その個性の強さのため、小型スーパーが消滅しつつあるなかで、Big-Aだけは善戦し、繁盛店が多い。
<写真>Big-A入間仏子店
安さの原動力は①商品を売れ筋に絞り込み、廉価仕入れをする、②倉庫型のラックに箱ごと出し省力化を図る(省力)、③店として袋を出さず、顧客は空き箱や自身が持ってきた買い物袋で持ち帰る(省資材)・・・といったところにある。
生鮮品も絞り込んではいるが、かなりの売り場を持つ。当店の場合、青果は8尺ゴンドラ×3.5本(約100品)、多段オープン8尺(約30品)。精肉は多段オープン8尺×2本、鮮魚は多段オープン8尺1本、日配品は多段オープン8尺+6尺となっている。これだけあれば生鮮も間に合わせ以上の買い物ができる。もちろん酒類もある。24時間営業のため、安さと同時にコンビニエンス性も持ち合わせているが、「発想=コンセプト」はコンビニと大違い。3年前で店舗数は関東地区と大阪に180店ほど。
なお、仏子駅東300mほどの旧・ヤマザキデイリーの店が改装オープンしそうでいて、なかなかしないのが気がかりである。
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