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2019年2月23日土曜日

セブンイレブン入間仏子店-地域ブランド醤油も!

 2月28日(平成31年)に、仏子駅にも近いバーミアンの隣にセブンイレブンが新たにオープンする。駐車場が広く195号の流れ客を広く集客することだろう。セブンはここ2年ほどの間に入間川南側に位置する2店が閉店してしまったので、セブンファンからすれば嬉しい知らせかもしれない。駐車場は24台分あり、さらに10台停めうる余地がありすこぶる広い。新店としてセブンとしては斬新な品揃えのはずで、特に目に付くのは8尺の平オープン2台分に冷凍食品がビッシリ並んでいること。また3尺の冷ケースの2/3ほどにこれまたビッシリとサンドイッチが12アイテム並び、ケーキ他のデザートも3尺冷ケース1基を占めるはど豊富である。セブンのオリジナルで廉価な袋菓子も多い。



 もう一つ特徴的なのは、入り口近くのガラス沿いに3尺のゴンドラを置き、埼玉の特産品として名をなす弓削多(ゆげた)醤油KKの、丸大豆醤油、有機醤油、柚子醤油、にんにく醤油、有機だしつゆ、地味噌などを扱っていることだ。従来のコンビで地元特産品を前面に押し出して売る例はなく、称賛に値する。弓削多はJR川越線の高麗川駅北部に本店があり、ここに醤遊王国というミニ・レジャー施設があり、私も仲間と訪ねたことがある。その後、もう一つ日高のサイボクハムのソーセージやハムも7種ほど扱い始めた。サイボクはドイツなどの品評会で数々の金賞を得ていることは皆さんも知っている通りだ。
 
 こだわり主婦も取り込むことができれば、コンビニ客にも変化が起こるだろう。その後、埼玉の観光スポットの5位以内に入るはずの、
サイボクハムのウインナー4種やハム数種の販売も開始した。
 
 写真①ー弓削多醤油のコーナー
 最近になり、タバコもレジ奥ではなく、レジラインの外側に陳列し、顧客がセルフ・セレクションできるようにした(これはその後レジ奥に移動)。これはコンビニとして画期的なことで、省力への努力の1つだと思う。


写真②-レジラインの外側にタバコ

 ところで「コンビが過密にならないか」と心配する人もいるだろうが、いま大手コンビニチェーンの数は全国で55,740ほどあり、この数で日本の現在の総人口&世帯数を割ると、1店舗当たりの人口は2,291、世帯数は1,007となる。私の商圏論からすると、仏子・野田・新光と一部金子よりを加えた商圏(中心はヤオコー)の人口は34,263、世帯数は14,756である。この数をさらに2,291、1,007で割ると共に「コンビニの妥当数約15店」という数字が得られる。

 いま仏子・野田・新光地区に関与するコンビニの数は入間川北側が7店、南側が4店の計11店ほどで、セブン1店が加わっても平均値からすれば過剰でないことになる。ただし、この地域の高齢化が進み、便利性で買い物する通勤者や学生などは減っている。過密の懸念もないわけではない。

 ここのところ、コンビも様々な変身とげている。窓側に沿い4~5の客席を置き、イートインできるようにしたり、所沢にはクスリも扱うローソンも登場(全国では140店舗あるそうだ)。やや古いスタートだがローソン100という店では、野菜・果物に加えカット野菜を6尺分、精肉と加工肉を3尺分・・・多段ケースで扱う店もある。

 長らく24時間営業、ATM、宅急便、緊急時の商品供給など生活の下支えをしてきた価値あるコンビニだが、某チェーンでは求人難のため時間限定の実験店も現れている。セブンも本部直営店10店で午前7~午後11時までの営業をし、時間短縮の影響を調査している。コンビニ各店舗には必ず求人広告が張られている。いまやコンビも互いの競争でなく求人競争に悩まされている。さて次の一手は?

2019年2月20日水曜日

丸亀製麺・.入間市野田と狭山市の境にオープン-大繁盛

 2月12日(火曜)に、ベルク野田店(入間市)北東200mほどの笹井交差点際に、丸亀製麺がオープンした。正式には「狭山市笹井店」だ。初日に昼過ぎにいったら駐車するのに三台待ち。引き返し2日目に出直したが、レジ待ち客が10人以上。埼玉県は香川県につぐうどん生産・消費県のためもあってか、老若男女が押し掛けていた。ドライバーばかりの店とは大違い。


 標準店舗の仕様だと思うが、駐車場約40台、店舗面積約66坪、客席86席。従業者は1週間後でも13人を数え、その繁盛ぶりがわかる。丸亀製麺の最大の個性は、各店に小麦粉を練り、伸ばし、ゆでる・・・といった加工場を持ち、この過程を客に見せ、新鮮さをアッピールしていることだ。


    入口を入るとすぐ右側に使用している国産小麦粉の袋が展示され、左側では女性職員がうどんをのばしている。すぐまえでは、すでにゆであがった大袋にはいったうどんが沢山シンクで出を待つ。つぎに顧客の注文を聞き、うどんを泳がした水槽からすくい櫛で並、大、得に応じ規定の重さをすくい上げどんぶりに入れる。これを盆にのせレールの上を滑らしていけば、希望のメニューにしたがいタマゴやヤマトイモ、明太子やノリをのせてくれる。トッピングなしのばあい、次のコーナーで自分が欲しい各種天ぷら、稲荷、お結び等を皿に取る。なかにはご飯盛りを注文する人もいる。そして最後がレジである。ここでおしまいでなく、レジ後にてんぷらの揚げ玉やスライスしたネギなど無料品のコーナーもある。天ぷらは野菜かきあげ、,さつま、なす、かぼちゃ、えび天、いか天,ちくわ天などがあり各100~140円である。メニュー別の値段は最後の写真を見ていただきたい。



 





























   基本メニューは「ぶっかけうどん」で、並290円、大390円、得490円である。私の注文は「明太釜玉うどん」の並だったが、玉はタマゴの意味で、生タマゴと温泉タマゴの選択ができる。生タマゴを選んだが、従業者が親切にタマゴを割り、うどんにかけよくからましてくれ、このあと明太子と刻みノリを乗せる。写真右だがしめて420円。別途皿に取ったいなり寿司が100円、うどんのほうはのどごしの良さが抜群で、明太と生タマゴが加わり味も最高。2回目に行った時も明太釜玉にしたほどだ。






 なお、親会社の名はトリドールで、喫茶、ラーメン、やきとり、その他の多様の飲食店を経営。総てあわせると国内1,080店、海外572店の一大チェーンで、世界で飲食店チェーンとして10位にはいる大チェーン化をめざしている。

  文藝春秋2020年3月号の丸亀社長と一風堂社長の対談によれば、 海外店舗のなかではインドネシアの現地法人が最も業績が良いとのこと。