2月12日(火曜)に、ベルク野田店(入間市)北東200mほどの笹井交差点際に、丸亀製麺がオープンした。正式には「狭山市笹井店」だ。初日に昼過ぎにいったら駐車するのに三台待ち。引き返し2日目に出直したが、レジ待ち客が10人以上。埼玉県は香川県につぐうどん生産・消費県のためもあってか、老若男女が押し掛けていた。ドライバーばかりの店とは大違い。
標準店舗の仕様だと思うが、駐車場約40台、店舗面積約66坪、客席86席。従業者は1週間後でも13人を数え、その繁盛ぶりがわかる。丸亀製麺の最大の個性は、各店に小麦粉を練り、伸ばし、ゆでる・・・といった加工場を持ち、この過程を客に見せ、新鮮さをアッピールしていることだ。
入口を入るとすぐ右側に使用している国産小麦粉の袋が展示され、左側では女性職員がうどんをのばしている。すぐまえでは、すでにゆであがった大袋にはいったうどんが沢山シンクで出を待つ。つぎに顧客の注文を聞き、うどんを泳がした水槽からすくい櫛で並、大、得に応じ規定の重さをすくい上げどんぶりに入れる。これを盆にのせレールの上を滑らしていけば、希望のメニューにしたがいタマゴやヤマトイモ、明太子やノリをのせてくれる。トッピングなしのばあい、次のコーナーで自分が欲しい各種天ぷら、稲荷、お結び等を皿に取る。なかにはご飯盛りを注文する人もいる。そして最後がレジである。ここでおしまいでなく、レジ後にてんぷらの揚げ玉やスライスしたネギなど無料品のコーナーもある。天ぷらは野菜かきあげ、,さつま、なす、かぼちゃ、えび天、いか天,ちくわ天などがあり各100~140円である。メニュー別の値段は最後の写真を見ていただきたい。
基本メニューは「ぶっかけうどん」で、並290円、大390円、得490円である。私の注文は「明太釜玉うどん」の並だったが、玉はタマゴの意味で、生タマゴと温泉タマゴの選択ができる。生タマゴを選んだが、従業者が親切にタマゴを割り、うどんにかけよくからましてくれ、このあと明太子と刻みノリを乗せる。写真右だがしめて420円。別途皿に取ったいなり寿司が100円、うどんのほうはのどごしの良さが抜群で、明太と生タマゴが加わり味も最高。2回目に行った時も明太釜玉にしたほどだ。
なお、親会社の名はトリドールで、喫茶、ラーメン、やきとり、その他の多様の飲食店を経営。総てあわせると国内1,080店、海外572店の一大チェーンで、世界で飲食店チェーンとして10位にはいる大チェーン化をめざしている。
文藝春秋2020年3月号の丸亀社長と一風堂社長の対談によれば、 海外店舗のなかではインドネシアの現地法人が最も業績が良いとのこと。
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