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2022年11月22日火曜日

武蔵野音大のホール「バッハザール」は仏子の宝物

 

 写真① 中央にパイプオルガン。木の美しさを発揮した舞台に天井と壁。

  11月20日(日)に仏子駅南口から5分の武蔵野音楽大学入間キャンバスの大ホール「バッハザール」で、入間市合唱連盟と入間市教育委員会共催の「入間市民合唱祭2022」が開催された。この中身は後で触れるとして、驚いたのはホール「バザール」のすばらしさである。20年仏子に住み、アミーゴや西武公民館などで開催される合唱や演奏会には度々出席もしてきた。だが、「バッハザール」の存在を知らずにきた。加治丘陵の展望台に登るため、音大すぐ脇の急坂を何度か登った際、「急峻な丘に校舎が展開する珍しい学校だな」と興味を持ったものの、中を見るに至らなかった。







                   写真⓶ 鋭角的な木の柱状の横壁。音を集める効果を狙ったものか?









 



写真③ 休憩エリアの彫刻

今回、やっと校門を入ることができ、50mほどの坂を登り「バッハザール」にたどりついた。4人の仲間と建物に入り、そのホールの耀きに接し圧倒された。3階建て以上とも思われる高い天井。天井だけでなく壁も含め木目も見える美しい板が張られている。左右の壁は音を集めるためか階段状にいくつもの凹凸がつくられている。そして中央正面には3階建てに匹敵する形でパイプオルガンがはめ込まれている。舞台といえば、奥は傾斜状に何段かに分かれた床があり、その前には「100人でもドンと来い」の広い平面の舞台がある。1階下がった休憩場風のところには、素晴らしい彫刻が10ほど展示されている。 

 仏子のキャンパスには武蔵野音楽大学の1,2年生が通っていたのだが、江古田の本校の新設校舎に移りすでに久しい。「バッハザール」は、主人公不在のまませっかくの宝物が、朽果てる存在になりはしないか・・・心配するのは私だけではないはず。音大、入間市、市教育委員会、画商談、楽器演奏者など、関係者が一体になり、「バッハザール」の維持・発展をぜひ検討して欲しいものだ。    


   11月20日の合唱祭には市内の19の合唱団が参加した。女性コーラスグループが多かったが、混成も1グループ、男性のみも2グループあった。男性グループの「白月」は仏子・元加治地区の歌姫と言える大城みほさんの指揮で、私にも馴染があり、興味を持って聞かせていただいた。豊岡高校音楽部のコーラスは最高の人数で歌ってくれた。いずれにしてもどのグループも衣装まで統一し、歌の方もかなり高いレベルなのに感心した。 

写真④ 最大人数の女性コーラス   ?
写真⑤ 豊岡高校音楽部の合唱

 望むらくは、もう30分でも時間を取り、コーラスの合間に地元優秀バンドの演奏、地元歌手の独唱なども取り入れたアクセントが欲しい。そうすれば、純・観客も増え、コーラスをする人たちの士気もさらに鼓舞されるのでは。

2023年10月7日(土)午後2時開演 第44回 市民コンサート

 会場 武蔵野音楽大学 入間キャンパス バッハザール

武蔵野音楽大学管弦楽団 指揮:和田一樹(武蔵野音楽大学講師)

 チューバ独奏:加藤 凛太朗(武蔵野音楽大学4年)




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