―加治丘陵の丘の頂上に建つ―
新久とは「新しい開墾地」のことで、加治丘陵の小高い頂上部のさらに石段の上部に建立されている。付近まで住宅が押し寄せ、樹木も多く、遠くまで眺望できないのが残念。境内のヒノキは立派である。祀られているのは仏子側の八坂神社と同じスサノウノミコトとともにオオナムチノミコト、クシイナダヒメノミコトである。
いつ建立されたか不明だが、明治から八坂神社となり、明治15年に本殿、同45年に拝殿が回収され、さらに年を経て平成16年の11月に本殿、拝殿の改装がされ、まだまだ真新しいさを感じさせる小さなコンパクトな社殿である。本殿・拝殿ともに切妻作り。本殿の屋根には本格的神社に見られる3本の角のような飾りが出ている。拝殿はコンクリート造りだが、拝礼するときは本殿扉の金色の豪華な金具が、今も輝いている。
(上)拝殿
(右)本殿
(下)本殿扉の金の金具
軽内の一部に起源2600年の祝いに奉納された(大正元年)、大きな鬼瓦も置かれている、その奥がヒノキの大木の林になる。
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