10月16日(日)PM2時から文化創造アトリエのアミーゴでソプラノ歌手・大城みほさん、アコーディオン・大田知美さん、ハーモニカ・崎元譲氏による「我が心のフォスター~日本の抒情歌」のコンサートが開催された。2,000円の有料コンサートだったが、100人以上が押し掛け満席。
<写真>左から崎元さん、大城さん、大田さん。後ろの窓の外を大城さんが進む(月の沙漠)
これも当然である。大城さんは武蔵野音大声楽科を卒業し、入間市に住み地元の町内会等の演奏会も気楽に引き受け、主催する歌声では飛んだり跳ねたりの指導もする・・・つまり地域密着の音楽活動を牽引し、それでいて世界7ケ国の歌を原語で歌うという素晴らしい歌い手。
大田さんも、10歳からアコーディオンを始め、ドイツに渡りデトモルト音大のアコーディオン教育学科を卒業後、フォルクヴァンク音楽大に学び、同大学のソリストコースを主席で卒協した方。
崎元譲さんはドイツのトロシンゲン市立音楽院を卒業された日本ハーモニカ界の第一人者。NHK交響楽団、日本フィルなどのオーケストラと共演している。
・・・以上のとおりそうそうたる一流メンバーの演奏会であった。
第1部はハーモニカとアコーディオンによるフフォスターの名曲集。「恋人よ窓を開け」「草競馬」「スワニー河」「金髪のジェニー」「夢見る人」「懐かしきケンタッキーの我が家」と馴染みのある曲がずらり。
第2部は、とハーモニカ、アコーディオンの演奏の組み合わせ、大城さんの美声を聞くもの。曲は、観客全員が一度は歌ったことのある「月の沙漠」「早春賦」「この道」「里の秋」「赤とんぼ」「待ちぼうけ」「故郷」。月の沙漠では、大城さんはアミーゴ会場の窓の外側をラクダの背に乗って進むようにして歌い、その声は会場にもとどいたから素晴らしい。「果たして最後に会場の中に入ってくるのか」と皆の興味を掻き立てる演出だったが、お茶目な大城さんの一面に、一層魅せられた次第である。
大城さんすごいです。素敵です!
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