西部地区老人クラブ連合会主催の「第3回年長者学級―歌と踊りを楽しむ」会が、10月18日(火)午後1時半から西武公民館で開催された。8つの老人クラブ(若草会、みつば会、睦友会、あけぼの会、はなみずき会、清寿会、二葉会、西武みどり会)か各2~4の芸を披露し、その演目数は計27に及んだ。
民謡や歌謡曲、抒情歌の合唱、独唱、楽器演奏、踊り、ダンスと実に多彩で、かつ若者に負けない元気一杯の催しであった。まさに老人パワーの炸裂といってよい。声よし、振り付けよしでレベルの高さにも感心した。
カッコの良さでは、特にめだったのがみつば会の楽器演奏・・・女性4人がウエスタン調の衣装で現れ、スコップを美しく加工したスコップ三味線で麦畑他を弾きまくった(実際は叩きまくった)。
渋いところでは、森繁久弥さんが「知床旅情」以前に作詞・作曲して歌った「オホーツクの船歌」(ロディーは知床旅情と同じ。ヒットした知床ばかりが有名になったが、その原曲)を、高齢の祝迫哲郎さんが伴奏なしに独唱したが、森繁さんと同様に味わい深い美声。合唱では11人、18人、25人の大合唱もあったが、よく練習しハーモニーしていた。また白いワイシャツやブラウスに統一され姿は、一段の若さを感じさせた。
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