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2019年4月29日月曜日

入間川堤の遊歩道沿いは巨大花壇ー四季の草花

   ニュウ間川堤の遊歩道沿いの南斜面は、300m以上にわたり、幅2mほどの巨大花壇(600㎡)になっており、花いっぱい運動に参加するリバーサイド団地の9人が分担し管理している。ここには四季折々の草花が多種植えられている。南斜面で日当たりもよく、長年耕作し肥沃で手入れも行き届き、チューリップ一つ見ても勢いがよく花弁も大きい。担当されている方からアドバイスをもらいながら、四季折々の草花を紹介していくことにしたい。
写真は花いっぱい運動の面々


3月下旬 まだ花は少ない

写真㉟ スイセン
 
 写真㊱ 花ニラ

 

写真㊲ ムスカリ

4月上旬

写真①奥左はハナニラ、中段はチューリップ、下段はシバサクラ
      写真② ネモフィラ(ハゼリソウ科):別名ルリカラクサ

写真③ ジャガ(アヤメ科)

写真④ツルニチニチソウ(キョウチクトウ科)

写真⑤ ノースポル(キク科):別名ヌマザワギク

写真⑥ ヤマブキ(バラ科):別名オモカゲソウ

写真⑦ プリムラ(サクラソウ科)

写真⑧ ヘレボレス(キンポウゲ科):別名レンテンローズ
                         
       
          写真⑨ ヤマブキ(バラ科):別名オモカゲソウ

写真⑩ アザレア(ツツジ科):別名セイヨウツツジ
                            
  写真⑪ 上・下 アヤメ





















   以上のほか、赤や白のツツジも多数咲いていた。 5月初旬にかけアヤメも多種さいていた。

5月下旬
 写真⑫ チェリーセージ (シソ科)
写真⑬ ブルーセージ (シソ科)? 上の白い花はチドリソウ
写真⑭ イモカタバミ(カタバミ科) 
写真⑮ ヒベリカム(オトギリソウ科) 中央の1つは別
写真⑯ チドリソウ(キンポウゲ科)
写真⑰ アジサイ(ユキノシタ科ハイドランジア属)


6月中旬
写真⑱ ヒルザキツキミソウ(アカバナ科)
写真⑲ マツバギク(ツルナ科ラングラサス属)
写真⑳ ヒペリカム(オトギリソウ科ヒペリカム属)
写真㉑ バーベナ(クマツツラ科バーベナ属)
写真㉒ タマアジサイ(ユキノシタ科ハイランジア属):手まり咲型 


写真㉓ ガクアジサイ(ユキノシタ科ハイランジア属)


写真㉔ カシワバアジサイ(ユキノシタ科ハイランジア属)


写真㉕ ブルーサルビアorブルーセイジ(シソ科サルビア属)


写真㉖ スカシユリ(ユリ科ユリ属)

写真㉗ ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)


8月下旬 暑さに花は弱い?花壇は緑色が勝っている

写真㉘ フヨウ(アオイ科)花ことば:しとやか
写真㉙ ムクゲ(アオイ科) 花ことば:信念
 写真㉚ ヒャクニチソウ(キク科) 花ことば:変わらぬ想い          
写真㉛ハナトラノオ(シソ科) 花ことば:達成
写真㉜ バーベナ(クマツズラ科) 花ことば:魅惑する           
写真㉝ ブルーサルビア(シソ科)                     
写真㉞ ラムズイア(シソ科) 花ことば:誘惑              

9月下旬
写真㉞ 赤と白の曼殊沙華(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)ー10月上旬まで?   




2019年4月25日木曜日

仏子発!ケヤキの大木を残すべきか切るべきか

 誰もがケヤキ(欅)が好きなはず。天空に末広がりに伸び、堂々とした姿。そして浅緑、緑、黄色、茶褐色と四季により色を変化させ美観を提供し、かつ大きな木陰やさわやかな空気(酸素の多い)を提供してくれる。団地などでは、向かい合う棟の間を葉がさえぎり、垣根の役割もはたしてくれる。落ち葉は厄介者だが、農家の人にとって昔は良質な堆肥を作る原料となった。
写真① 団地に広い木陰を提供ー幹直径45~55cm
 私は東京の杉並に住み、高校時代は五日市街道のケヤキ並木を自転車で越え通学し、大学もまたケヤキ並木の奥に講堂があり、校章はケヤキだった。こんな過去もあり、多くの方と同様にケヤキをこよなく愛する。いまから15年以上前になるが、東京を横断する青梅街道の高円寺近くから別れ五日市に至る五日市街道のケヤキ並木を、バイクに乗り紅葉の時期に約1km間隔ごとに写真撮影したことがある。バイクの振動を無視して撮りまくったので、鮮明な画像になっておらず、後で落胆したものだ。
写真② この小さなケヤキの芽がやがて巨木に!
 五日市街道のばあい、路端に意図的に街路樹として植えられた例は意外に少なく、農家が防風林の一部として植え、それが街道から「仰ぎ見る」形で残されてきた例が多いように思う。街道に面しとびとびに植わっている区間が多いのだ。モミジとケヤキの紅葉の競演がもっとも美しいのが、立川飛行場があった砂川地区である(砂川闘争があった場所でもある)。農家の広い敷地に巨大なケヤキが2~3本がそびえ、モミジ、松、巨石なども配置され、実に見事な庭地が次々と並んでいた。

 ケヤキの大木に圧倒されたのが、五日市街道に面した成蹊大学校庭である。植樹した年を示す立札もあった。「これなら、いつ来ても樹齢が分かる」と思ったもののメモしてこなかった。いずれにしても他所より太く、高くそびえていた。その本数は124本に及ぶ。ネットによれば「学校が池袋から移転した1924年(大正13年)に10~20年ものの苗木を植えた」とあるから、平成30年末で樹齢は植えてから90年近い。幹回り2メートルのものもある。その重量感を伴った緑や紅葉の風景は東京百景に選ばれ、武蔵野市指定天然杵物にもなっている。

 問題はケヤキにも長短所がある。長所についてはこれまでに触れたが、短所については・・・枝が建物や電線に触れたり、広く張った根がコンクリートの路面を押し上げたりする。秋に沢山の落ち葉をふらし、風の時には小枝も落ちる。20~40メートルもの高さになる。20メートルと言えば8階建て、40メートルと言えば16階建てマンションの高さに相当する。枝を剪定するには人を高く持ち上げる重機が必要になるが、その限界は10メートルぐらいではないか。これ以上になれば剪定作業が不可能になる。つまり木の高さや茂り方をコントロールできなくなり、ますます天高く伸びる。
写真③ かなり強剪定したケヤキー費用25万円?

なお強剪定にはやや太い直径60センチほどの木で25万円もかかるそうだ。「邪魔だ」と根ごと引っこ抜くとなると、その廃棄処分代も含め100万円もかかると言う。住宅団地にケヤキがある場合、どこの管理組合も費用増加に頭を抱えることになる。街路樹のケヤキの場合、高さ10メートルほどで太い枝を切りそろえ(強剪定)、そこから出た新たな細枝に葉がつき、ヤナギのように垂れさがる姿に管理されている。「ケヤキの幽霊」とも言える姿でかわいそうであるが、公共事業費を増やさない苦渋の選択である。
写真④-やむおえず強剪定の街路樹。5本ほどの幹に揃え、
 そこから直接出た小枝に葉をつけさしている(入間市中心市街地)
 
   環境保全に熱心な方は「ケヤキを残せ」「切るな」「強剪定するな」と言う意見に傾き勝ちである。だが、小さな苗を植えたときには予想できなかった大木に育つ.。寿命は150年とされ、どこまで高く・太くなるか分からない・・・とすれば、敷地の広い農家、公園、学校、公共施設ならOKの樹木だが、敷地が狭かったり、根が張る領域の狭い一般民家、立て込んだ団地、街路などにケヤキを植えるのは不適という認識を持つ必要がある。実際にこの認識を持たず間違って植えたばあい、行く行くコントロール不可能な樹高になる。このため①管理できる高さになるよう強剪定する、②枝が建物や電線に接触するばあい間引きする・・・と同時に、サクラ、モミジ、モクレン、ハナミズキなど高さの低い美しい樹木への転換を考えるのが妥当ではないか。

2019年4月3日水曜日

仏子は犯罪少なく安全!移住者集合!

 これまで仏子を含む入間市は、気候もよく、自然環境にも恵まれ、子育てにも適した土地・・・と紹介してきたが、犯罪も少ない土地柄でもある。「刑法犯罪認知件数」とか、これを人口で割った「犯罪率」という言葉があるが、埼玉県全体の犯罪率は平成30年の調査では8.2%なのに対し、入間市は6.8%と低い。県内市町村のなかでは44番目である。この数値は仏子に限定すると2/3の4.5%ほどにも下がるはず。 

埼玉県では犯罪率が5%を切る市町村も8市町村あるが、いずれも秩父市、ときがわ町、小川町など秩父寄りの埼玉西部の中山間市町村である。逆に数値の最も高いのは「さいたまし大宮区」の16.6%である。都会らしさが濃いいほど犯罪が起きやすい傾向が見て取れる。金、人、企業、商店が集まる地域であればあるほど、窃盗や暴力等のタネが多くなるので当然である。

一方、入間市の「犯罪認知件数」を見ると、平成20年のピーク時に2,144件だったものが、28年には61.9%レベルの1,328件になっており、内訳で最も多い窃盗犯も22年に最高の1,674件だったものが、28年は1,023件、やはり61.1%と減っている。

 仏子地区の場合、入間川が生んだ段丘地だが、段丘ごとに平らな面を持ち、そこを占有しているのは住宅、畑、ときに商店、工場であって、オフィス街とか歓楽街といたものがない。地区ごとの自治会の活動や、その交流の場である運動会、芸能大会なども活発で、隣人同士の絆も強い。集合住宅のウエイトも高く、沢山の居住者の目があり、こうしたところには犯罪者が入り込みにくい。

 また地区内を東から西に195号線、西武線、入間川、299号線、299号バイパスなどが走り、飯能が「終点で袋小路」の観がある。南北の連絡は中橋、上橋を越えるしかない。しかも地域のヘソに当たる中橋のたもとに交番もあり、巡回も活発である。「巡回しましたよ」の連絡カードがここ1年だけで3度もポストに投函されている。こうした立地は、見つかりやすく逃げにくいため、犯罪者がターゲットにしにくい。おれおれ詐欺のような電波を武器に家に入り込む経済事犯(振り込め詐欺等)は別であるが、こん面の被害も聞かない。 

仏子のことは不明だが、入間市の「犯罪認知件数」はピーク時の平成20年に2,144件だったものが、平成28年には1,328件に減っている。20年対比61.9%で、2/3以下に減っている(全国平均では28年対比で54.5%)。「窃盗犯」だけ見てもピークの平成22年の1,674件が28年には1,023件で、61.1%レベルだ。

表―1 入間市の犯罪件数の推移  狭山警察署のうちの入間市分統計

区分
犯罪認知総数
   凶悪犯
   粗暴犯
   窃盗犯
   その他
平成19
,979
59
,402
514
  20
,144
1
54
,608
469
  21
,118
10
65
,646
397
  22
,174
71
,674
424
  23
,732
16
70
,335
311
  24
,676
12
97
,234
333
  25
,341
5
75
991
270
  26
,257
10
65
917
265
  27
,467
48
,165
247
  28
,328
63
,023
237
28/20年% 
61.
38.
116.
63.
50.

表からすれば、入間市仏子地区は「犯罪が減り、安全度が高い」と外部にPRするに値する。事実、私もこの地に移って12年ほどになるが、自動車への傷つけ行為ぐらいしか、犯罪の噂を聞かない。空き巣、喧嘩、自動車事故にすら接したことがない。ぜひ新居を求める方は、仏子・野田地区を選んでほしい。

狭山警察署管内の犯罪認知件数・暫定値(令和51月~3月)

区分

令和5

1月~3月)

令和4

1月~3月)

前年比

全刑法犯

371

284

87

自動車盗

1

2

-1

自転車盗

74

43

31

オートバイ盗

15

5

10

侵入盗

33

9

24

車上ねらい

7

17

-10

部品ねらい

25

6

19

2019年3月10日日曜日

「仏子」のある入間と三好の市対応の違い

 入間市と徳島県三好市には共通点がある。ともに「仏子」という大字の地名が存在することだ。本ブログの「仏子という地名の由来」の項で紹介しておいた。ところで「三好市の仏子という地名がどういう理由でついたか」と参考資料の送付をお願いした。早速10ページにもわたる詳しい資料が届き、600円かのコピー+送料の請求があったので、1000円分を送金した。

写真① ふるさと納税を訴える市のパンフ表紙
                     

送金後に、女性の方がわざわざ電話で「余分の400円はふるさと納税分として処理していいですか」と連絡してきた。即座に「いいですよ」と答えたが、電話で連絡をとれば「また電話代がかかるのに」と、その丁寧さに驚いた。

三好市は徳島県の西に位置し山間地の市で、面積はすこぶる広く、県全体の1/5にもなるように思う。平成31年2月現在の人口は26,140(入間市は3月現在148,400)、世帯数は12,708(入間市65,458)である。入間市に比べれば両数字ともに5分の1以下の規模である。

電話のあと、しばらくして黒川征一市長の礼状とともに、「ふるさと応援寄付金―お礼の品リスト」が届いた。ふるさと納税については、過剰なお礼品が新聞・テレビで問題になっているが、10,000円以上、30,000円以上、50,000円以上、100,000円以上・・・と段階を分け、計29品の返礼品のリストが同封されていた。すべて自県内の産物であった・・・たとえばミカン、米、日本酒、ユズの醸造品、黒毛和牛セットなどである。
写真② 市広報2018年3月号のトップ特集記事

それだけでない。また数日後に「みよし市報」とともに、A4版16ページ分に相当する三好市のカラー印刷のドライブマップ(実際は裏表印刷の8つ折り)まで送ってきた。ふるさと納税は別として家族旅行に来てください・・・とのメッセージである。400円のふるさと納税をしたに過ぎない私に対しても「大切な県振興の見込み客」と見てアプローチする熱心さに心打たれた。

写真③ ドライブマップの表紙














写真④ ドライブマップ
 に記されたグルメ料理














「みよし市報」は30ページ。いるま市報は26ページとやや薄いだけでなくお知らせ欄が多く読み物が少ない。みよし市報2018年3月号では、「かずら橋を次世代に」という巻頭特集が5ページにまたがり組まれている。12枚の写真、7枚の絵も挿入され、自然木と綱で作る伝統の架けかえ橋(3年に一度の)の内容が充分にわかる。他にも「地域おこし協力隊―活動報告」(1p)、「活躍する三好市の子どまたち+関連記事」(4p)「三好市医師会市民公開講座」(1p)といった読みものがある。「おたんじょうびおめでとう!」という半ページに満たない欄で、7人の子供さんが紹介され、それぞれに激励の短文もついている。地域への密着ぶりもわかろう。

「ドライブマップ」は実にすばらしい。A4×8面の裏表で計16面だが、全体の裏面(8面分)は巨大な三好市の観光地図。表面には35の観光名所や25ほどのご当地グルメ料理、地場産のギフト用の逸品が出ており、他にも体験プランなども紹介されている。このドライブマップ1つ持って出れば、三好市の楽しい旅ができる。

 いずれにせよ、市のやる気がみなぎっている。入間市のばあい田中龍夫市長は地域の祭りや敬老会などしばしば顔を出してくれるが、職員が地域に活発に出て市政の問題点を拾うとか、窓口で収集した市民の声を市政に反映する・・・と言った姿勢に欠けている。だから最近の公共施設マネージメントの集会においても、かなりの市民感覚との乖離が指摘された。

 私自身、1昨年春に写真13入りで10ページの、6分野の市活性化の提案書も提出したが、なんら末端部署からの問い合わせもない。10年前には、当時の木下博市長宛に「市内の道の駅と農産物直売所設置の提案」をしたが、数日後に当時の商工観光課、農業振興課?の課長さんほか4人の集まる席でレクチャーをするよう呼ばれた。今回は要素の違う6つの提案であり、6つほどの課に関係しているのにどこからもお呼びがない。いくら公共施設マネージメントの地域説明会で忙しいとは言え、「市民の声に耳を傾ける」という熱意に欠けている。三好市のような意欲的な職員が増えるかいなかは、田中市長の双肩にかかっているのでは。


2019年2月23日土曜日

セブンイレブン入間仏子店-地域ブランド醤油も!

 2月28日(平成31年)に、仏子駅にも近いバーミアンの隣にセブンイレブンが新たにオープンする。駐車場が広く195号の流れ客を広く集客することだろう。セブンはここ2年ほどの間に入間川南側に位置する2店が閉店してしまったので、セブンファンからすれば嬉しい知らせかもしれない。駐車場は24台分あり、さらに10台停めうる余地がありすこぶる広い。新店としてセブンとしては斬新な品揃えのはずで、特に目に付くのは8尺の平オープン2台分に冷凍食品がビッシリ並んでいること。また3尺の冷ケースの2/3ほどにこれまたビッシリとサンドイッチが12アイテム並び、ケーキ他のデザートも3尺冷ケース1基を占めるはど豊富である。セブンのオリジナルで廉価な袋菓子も多い。



 もう一つ特徴的なのは、入り口近くのガラス沿いに3尺のゴンドラを置き、埼玉の特産品として名をなす弓削多(ゆげた)醤油KKの、丸大豆醤油、有機醤油、柚子醤油、にんにく醤油、有機だしつゆ、地味噌などを扱っていることだ。従来のコンビで地元特産品を前面に押し出して売る例はなく、称賛に値する。弓削多はJR川越線の高麗川駅北部に本店があり、ここに醤遊王国というミニ・レジャー施設があり、私も仲間と訪ねたことがある。その後、もう一つ日高のサイボクハムのソーセージやハムも7種ほど扱い始めた。サイボクはドイツなどの品評会で数々の金賞を得ていることは皆さんも知っている通りだ。
 
 こだわり主婦も取り込むことができれば、コンビニ客にも変化が起こるだろう。その後、埼玉の観光スポットの5位以内に入るはずの、
サイボクハムのウインナー4種やハム数種の販売も開始した。
 
 写真①ー弓削多醤油のコーナー
 最近になり、タバコもレジ奥ではなく、レジラインの外側に陳列し、顧客がセルフ・セレクションできるようにした(これはその後レジ奥に移動)。これはコンビニとして画期的なことで、省力への努力の1つだと思う。


写真②-レジラインの外側にタバコ

 ところで「コンビが過密にならないか」と心配する人もいるだろうが、いま大手コンビニチェーンの数は全国で55,740ほどあり、この数で日本の現在の総人口&世帯数を割ると、1店舗当たりの人口は2,291、世帯数は1,007となる。私の商圏論からすると、仏子・野田・新光と一部金子よりを加えた商圏(中心はヤオコー)の人口は34,263、世帯数は14,756である。この数をさらに2,291、1,007で割ると共に「コンビニの妥当数約15店」という数字が得られる。

 いま仏子・野田・新光地区に関与するコンビニの数は入間川北側が7店、南側が4店の計11店ほどで、セブン1店が加わっても平均値からすれば過剰でないことになる。ただし、この地域の高齢化が進み、便利性で買い物する通勤者や学生などは減っている。過密の懸念もないわけではない。

 ここのところ、コンビも様々な変身とげている。窓側に沿い4~5の客席を置き、イートインできるようにしたり、所沢にはクスリも扱うローソンも登場(全国では140店舗あるそうだ)。やや古いスタートだがローソン100という店では、野菜・果物に加えカット野菜を6尺分、精肉と加工肉を3尺分・・・多段ケースで扱う店もある。

 長らく24時間営業、ATM、宅急便、緊急時の商品供給など生活の下支えをしてきた価値あるコンビニだが、某チェーンでは求人難のため時間限定の実験店も現れている。セブンも本部直営店10店で午前7~午後11時までの営業をし、時間短縮の影響を調査している。コンビニ各店舗には必ず求人広告が張られている。いまやコンビも互いの競争でなく求人競争に悩まされている。さて次の一手は?