みなさんは新光の先にあるホームセンターのビバホーム(飯能市芦刈場字中原446)を知っていますか。カインズより一回り大きく、フードコートもある。このフードコートの端にあるのが「ブーランシェベーク」で、「すべて手作り。100種のパンの店」が売りである。売り場は28平方メートル(3.5×2間の7坪)ほどで、これとは別に製造場があり、すこぶるコンパクトで、コの字を一回りすれば、買い物完了。
ウイナースペシャル
みなさんは新光の先にあるホームセンターのビバホーム(飯能市芦刈場字中原446)を知っていますか。カインズより一回り大きく、フードコートもある。このフードコートの端にあるのが「ブーランシェベーク」で、「すべて手作り。100種のパンの店」が売りである。売り場は28平方メートル(3.5×2間の7坪)ほどで、これとは別に製造場があり、すこぶるコンパクトで、コの字を一回りすれば、買い物完了。
コロナの被害は恐ろしい。コロナによる病死もさることながら、経済的影響で自殺者が今後ますます増える傾向にあるからだ。
厚生労働者の自殺者統計結果の令和1年と2年を比較したものが表1と表2である。令和2年については10月までしか統計はないが、7~10月の増加傾向を直線で推定し、おおよその数値を推定しておいた。
自殺者は平成21年に年34,427人とピークを経験し、その後3年ほど横ばいに推移したあと、順次低下傾向をとり、令和1年には表1のとうり19,959人まで下がり、令和2年も6月までは減少をたどった。いずれにしろ、自殺は減少傾向にあったものが、急に令和2年7月から増加に転じたのだから、増加分は総て新型コロナがなんらかの原因とみて良い。
表―1 年自殺者実数の令和1・2年比較
月 |
令和1年 |
令和2年 |
2/1年% |
実数差 |
1 |
1,678 |
1,680 |
100.1 |
2 |
2 |
1,611 |
1,450 |
90.0 |
-161 |
3 |
1,841 |
1,748 |
94.9 |
-93 |
4 |
1,800 |
1,495 |
83.1 |
-305 |
5 |
1,840 |
1,575 |
85.6 |
-265 |
6 |
1,631 |
1,561 |
95.7 |
-70 |
7 |
1,780 |
1,840 |
103.4 |
60 |
8 |
1,577 |
1,889 |
119.8 |
312 |
9 |
1,645 |
1,828 |
111.1 |
183 |
10 |
1,510 |
2,153 |
142.6 |
643 |
11 |
1,574 |
|
推定 |
708 |
12 |
1,472 |
|
推定 |
862 |
合計 |
19,959 |
17,219 |
|
|
表―2 自殺者の男女比―令和2年
月 |
男子 |
女子 |
男子% |
女子% |
1 |
1,185 |
495 |
70.5 |
29.5 |
2 |
1,025 |
425 |
70.7 |
29.3 |
3 |
1,242 |
506 |
71.1 |
28.9 |
4 |
1,055 |
440 |
70.6 |
29.4 |
5 |
1,082 |
493 |
68.7 |
31.3 |
6 |
1,052 |
509 |
67.4 |
32.6 |
7 |
1,181 |
659 |
64.2 |
35.8 |
8 |
1,229 |
660 |
65.1 |
34.9 |
9 |
1,188 |
640 |
65.0 |
35.0 |
10 |
1,302 |
851 |
60.5 |
39.5 |
11 |
|
|
|
|
12 |
|
|
|
|
合計 |
11,541 |
5,678 |
67.0 |
33.0 |
コロナによる経営や家計の破壊は、医療関係者はもちろん三蜜対策を通じ、飲食業、イベント業、観光業、輸送業・・・と広範囲にわたり、景気の落ち込みを通じ失業者を生み、結局のところ全業種に及ぶ。自殺者は1~6月はまだ減少傾向にあるものが、7月以降増加に転じている。2月にコロナが発生し、一律1世帯10万円の給付金や、事業所への休業補償金、コロナ融資などで持ちこたえたものの、7月以降は経営や家庭の崩壊が明白になり、自殺者の急増になったと見る。
11月や12月は7~10月の傾向値の推定だが、令和2年7~12月の自殺者の前年対比の増加は2,768人ほどになる。これは11月29日現在のコロナ死者の2,109人の1.31倍である。だがこの計算は間違いである。1~6月で、自殺者は892人減っており、7~12月にも本来なら892人が減っていたところが、推定2,768人が増えたのであれば、両者をプラスした3,660人がコロナによる自殺者の増加という見方が正しい。コロナで精神的・経済的に力尽き命を絶った人が、コロナ死者の1.7倍になろうとしている。ことは深刻でコロナ抑制策と経済対策の両立が必須なのである。
なお自殺者の性別について見ると、令和1年には男女比が69.8%:30.2%だったものが、コロナの影響が出始めた令和2年7~10月では63.7%:36.3%となり、女子の比率が6%アップしており、母子家庭のパート雇用など経済的に厳しい女性の立場が、男性より早く自殺に追い込まれていると言えそうだ。
私はつい最近まで、アルバイトのため25km先のふじみ野市や三芳町方面まで自動車で走っていたが、戸建て住宅ブームは相変わらずだ。次々と空き地に5~6戸の「建築条件付き住宅」が建っていく。片や総務庁の2018年10月の統計によれば空き家が全国平均13.6%もあるという。山梨では21.3%、和歌山では20.3%、そして東京10.6%、埼玉は10位の10.2%・・・埼玉でも約10軒に1軒は空き家なのである。大昔、出販社に務めていたころの後輩は、お父さん、お母さんの実家の建物を相続し、自分たちが建てた家と合わせ3軒の家を持ち、2軒を空き家のままにしている。空き家2軒の固定資産税を払う必要も続く。
確かに、1軒屋で子供とともに伸び伸び暮らしたいのは多くの人の夢である。しかし空き家の増加を考えると、必ずしも合理的な発想とはいえない。少子高齢化で、子供さんが独立し、ないしは親御さんが亡くなったばあい、夫婦2人になり、最後は1人になる可能性は高いのだ。
私も3軒の戸建てを梯子し、いまは分譲マンションの住人だが、夫婦2人の場合、マンションの方が人の目も多く、かつ鍵一つで外出ができ防犯上安全だ。団地型のマンションであれば、木々の緑も多く、スーパーや商店、散歩する公園等の景観エリアも近くにあり、さらに言えばプライバシーも守りやすいのだ。このことについては後で詳しくふれたい。
私の戸建て時と今の世帯人員と間取りを簡単に紹介すると・・・
① 東京都杉並区時代 間取り 6K 家族人員 母、子2人、夫婦 計5人
(絶えず下宿人を置いていたので実質 6人)
② 小金井市 4LK 同上 5人
③ 佐倉市 4LK 母(すぐ死亡)、夫婦 3→2人
④ 入間市(分譲団地) 3LⅮK 夫婦 2人
杉並は親の遺産だが、50年住み老朽化が激しく、建売りの小金井市に移り、バブル期で値上がりし、丸3年で手放し借金を返し佐倉市に移った。が、小金井から移る少し前に娘は結婚、息子は独立しアパートへ移り、一気に世帯人員は3人に。当時は私も1戸建てにあこがれを持っていたため、探しに探し比較的安い千葉県の佐倉市にリビングが吹き抜けの注文住宅を建てた。ところが母が越して数か月後に亡くなっり、4LKに2人である。2部屋分は完全に余ってしまう。当初1年は妻も都内に働きに出ていた。私も車で出歩くのが商売である。夫婦2人が出れば、昼間は丸々空き家同然。前と左右に住宅があるが、隙だらけで「泥棒さん来てください」と言う状態だ。幸い13年ほど住んだ間、盗難はなかったが物騒このうえなかった。
そして駅からバスで15分ほど。このバスは1日に6本程度で、近くにスーパーがなく、妻が11時にバスで買い物に出ると、1時半くらいにしか家に戻れない。コンサルタントと言う自由業の私は、夜は自宅で仕事をするが、昼はリサーチのため自動車で千葉、東京、埼玉、神奈川、群馬などを飛び回っていた。そして調査報告書を徹夜で仕上げ、依頼先の会社(実は生協)の役員会の始まる9時には都内や浦和まで行かねばならず、6時半の始発バスのある別の集落のバス停に行かねばならない。実に苦労したものである。自動車は渋滞もあり不確定。会議のばあいはバスー電車を選んだからだ。
いま戸建ての新築現場に出会うと、すぐ気になるのは、①駅まで出る交通手段があるのか、②近くにスーパー等の買い物先があるか、②子供の通う小中学校があるか、子供の遊び場があるか等・・・である。そして、たいがいはノーの地帯だということだ。関東一円を250回くらいリサーチで見て回ったから(全国では350地区)、「鋭い立地判定」ができるのだ。
1戸建てにあこがれるのはいいが、まず居住人数のことを考える必要があり、次に通勤、通学、買い物の利便、犯罪からの防備・・・まで考えないと、貴重な投資の1/2、1/3という無駄が生じることを考える必要がある。平均的に見て男女25~30歳で結婚し、85~90才まで生きるとし、夫婦生活60年のうち子育てに要するのが平均30年ほどではないか。半分の30年は夫婦2人の生活である。とすると、子育て中は1戸建てに住むとして(それも10戸に1戸ある安い空き家を買い、リホームして住み)、子育てが終われば便利な分譲マンションに住む・・・という選択肢もあるのではないか。老後の貯蓄も増える。
ともあれ2人であれば、分譲マンション(賃貸でもよい)でも、不便な1戸建てよりも快適に暮らせる・・・と申し上げておきたい。本建築であれば、大規模修繕を繰り換えせば「100年住宅」と言われる時代だ。割引して「80年住宅」としても、我がマンションの場合あと40年ほど保ち、10年後に夫婦が仮に死んだとして、娘夫婦が来ても30年も住める。鉄筋のマンションは「親子2代の活用」も効くラッキーな住宅である。木造の戸建て住宅なら持って50年が限度で、建て替えにまた1,500~2,000万円もかかることも重要なことである。ただし高齢になってマンションに住むばあい、5層以下のマンションではエレベーターがない場合が多いので、3階以下の物件を選ぶべきである。
かつて元加治寄りの河川敷のグランドはずれには、赤、紫、ピンク、ホワイトなどのコスモスが多数咲いていたものだ。今は強いキバナコスモス一色になり。これも19号台風で流されてしまった。
キバナコスモスは極暑にも、多雨にも、虫にも強いようで、いたるところで散見できる。多色のコスモスは、弱弱しい茎、葉をし、風には互いに支え合って生きている。可憐な弱弱しさが「たまらない魅力」とさえ言える。9月26日に西武公民館の某集会に行き、帰りに土手を除き込むと、可憐派のコスモスが土手の傾斜面に群生しているのに驚いた。「こんな近くに群生地があったか」と喜びもした。
残念なことにピンクや白中心で、濃いい赤や紫があるか無いか?と言ったところ。だが奥行2m×幅20mほどの群生地・・・貴重な存在である。ぜひ、多色になるように努力し、群生地が2倍、3倍にもなってほしいものだ。私の実験地でも多色の種を蒔いても、紫の花は皆無であり、咲きにくいようである。