家庭菜園を持つ方はぜひ知っておくべきこと。
植物を植えた土の表面を、腐葉土や堆肥、敷き藁などの有機物や、プラスチックフイル ム等で覆うことをマルチィングという。略してマルチとも呼ぶ。
マルチングは地表からの水の蒸散を抑え乾燥を防ぐとともに、地温を高めたり、地温が急激に変化するのを抑える効果がある。冬には防霜効果や保温効果もあり、苗の良好な生育が期待できる。光を反射するシルバーマルチを用いれば、地温の上昇を防ぐことも可能で、夏越し対策になる。
マルチングは葉の汚れを防ぎ、病気になりにくくする効果もある。土や肥料成分の流失防止や、雑草の繁茂を防ぐこともできる。
有機農家などは、農薬の散布をなくすため、収穫後の麦わらや野菜の葉などを刈り倒して畑を覆い、雑草を抑える植物によるマルチングも盛んに行っている。(姫野)
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