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2024年12月7日土曜日

ダイソー(百円Shop)は超ワイドーな安さの百貨店

 

 商品部門 インテリア、行楽用品、靴・ト

 ラベル用品、装飾用品、ギフト、イベント

 等の充実



 売場面積は中堅スーパー並みの440坪


 最近、飯能市新光のフーコットSC内のダイソーに行ってみましたか。私も1月程ご無沙汰していて、12月5日(令和6年)に行ったのですが、大幅に以前と変わっていて驚いた。行ってみれば高級客相手のデパートが、季節に合わせ各種のイベントを組むのと似て、大衆客相手にデパート的な季節感やレジャー感を安く提供しているのだ。例えば新年の門や床の間を飾る飾りものだけで90cmゴンドラだけで8本ほども置いている。「腰かけて休んでいってください」と言わんばかりのゆとりのあるインテリアコイーナーもある。



ゆったり感を重視したリビング

コーナー





 

正月の門や床の間の飾り類だ

けで90cmゴンドラ8本?


 





 中間所得層の減少で、デパートだけでなく大手ショッピングセンターまで斜陽化するなか、ダイソーは「安く夢ある生活」を提供しようとしているのでは。だから、これまでの必需品のアイテムも、どこにも負けない豊富さである。例えば靴下にしても男女用合わせて90cmゴンドラ8本分もある。スリッパの類もだ。私はこの日、ごく普通の手紙用の封筒をさがしていた。金封という各種のし袋のコーナーで10分も探してない。ないはずで、封筒についてはB4やB5用といった紙袋全体を扱うコーナーが全然別なところにあるのだ。まあ2~3回以上行かないと勝手がわからない・・・それくらいここのダイソーは変身を遂げている。それでいてベーシックな必需品は税前100円に変わりない。素晴らしいことだ。

 

2024年12月6日金曜日

喫茶・昼食の「いっぷく堂カフェ」(仏子駅1分)

 

仏子駅北口を出てバス停や自転車置き場の方に向かい約1分。家庭の主婦やサラリーガール、散歩客が多く尋ねる「いっぷく堂カフェ」がある。線路際だが、店頭には自転車やバイクを止められるスペースもある。いつも笑顔のママさんが、1人で頑張っている。10人以上楽に座れ、狭くてもゆったり感のある店。私も行けば1時間ほどしゃべって帰ってくる。ママさん1人だから、調理を急がすことなく、ゆっくり待つことが大切。



 

 







  


  火・水・木(11~17時)や日祭日(11~16時)が営業。月・金・土が休み。ちとややこしいが、これ等を表記した名刺をくれるので、財布にいれておくべきで、裏面が来店に応じたスタンプ収集表になっている。メニューは極めて豊富な部類。値段も紹介すると・・・ コヒーは600円 紅茶600円 バナナジュース650 レモンジュース600円 メロンジュース600円 ホットサンド650円 ホットドッグ500円 あんアイス450円 ケーキ450円・・・この2倍ぐらいメニューがある。ある意味でお子さん連れの家族に最適のバラエティである。 、   

カフェ・シオ(仏子駅前)はカラオケ専門に!

  仏子駅北口すぐ前のカフェ・シオ。令和6年の秋から「カラオケ専門バー」に変身。12時~17時までの営業で、お客がいれば閉店時間は延ばすとのこと。入店料1,000円で、ワン・ドリンクのオーダーが必要。カラオケ好きは全員集合!!

シヲさんの昔

 目下「リサイル 喫茶」開催中。店の半分以上にセンスあるリサイクル品がビッシリ展示・即売されていっる。「さあ、見てらっしゃい!買ってらしゃい」である。


 ママさんが夜を徹してミシン縫いした色とりどりのマスク(600円~)もあれば、アクセサリー、皿、コーヒー・カップ、ワイングラス、手提げ袋、ポーチ、絵画、置物までレパートリは広く、値段は気風の良い安さ。私が購入した皿は150円で、2皿でも300円だった。遠慮なく入店しコーヒーでも飲みながらゆっくり選択してみては。












籠の中が手製のマスクーたくさんあり
休日  :日曜 月曜
営業時間:午後3~9時

2024年11月24日日曜日

団地ベランダでの日光浴―最高の贅沢

 

写真① ベランダの丸椅子と足を載せる外壁               












写真⓶ 11月だと2mも太陽が室内に差し込む

    この太陽光を利用しない手はない。手前

    枕。上はひざ掛け。


 高層の団地やマンションにお住まいの方も多いと思う。高層住宅ではどの棟も太陽が当たるよう、東南、南、南西向きに建てられているのが普通。私の場合は午後1時の方向を向いた建物の下層階だ。幸い建物前が広場状で、太陽に近い側に建物があるが、それらの北側の窓はたいがい閉ざされ、仮に開けて望遠鏡で覗かれたとしても、細かい動作までは分からないはず。 

 こうした条件のなか、白い壁と手すり、ネズミ色の床に囲まれた幅90cmほどのベランダで、このところ天気の良い日は丸椅子を置き座り、足をベランダの外壁(80cmほど)に乗せ、日光浴を満喫している。晩秋以降になれば部屋の中にも200cmほど陽がさしこみ、敷物を敷き上半身裸で日光浴することもある。実際に味わってみると、無風状態で太陽がさんさん・・・とう日も多く、実に快適だ。上半身裸であればビタミンも作られ、健康上の効果も高いと信じている。 

 上半身裸は全員にはお勧めできないが、せっかく高層の南面に住み、洗濯干し場のみにベランダを使っている人に申し上げたい・・・ベランダは狭い中庭である。ぜひとも鉢花などを育てる場だけでなく、開放感や健康に寄与する日光浴の場にも十分利用してほしいものだ。

   

ビタミンⅮの形成

   厚生労働省の調査によると、食品からとるビタミンDの必要量の目安は5.5µg程度。それに対して、1日に必要なビタミンDの量は15µg以上とされている。足りない10µgのビタミンDは、太陽光線を浴びて体内で生成する必要がある。

 紫外線の量は季節や場所、時間帯によって変動し、皮膚のタイプによっても変わるが、1日に必要な日光照射時間は、夏であれば15〜30分程度だ。

 ビタミンⅮの効用 (健康長寿ネットより)

 ヒトを含む哺乳動物では、ビタミンD2とビタミンD3はほぼ同等の生理的な効力をもっています。ビタミンDは肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDに変わり、主に体内の機能性たんぱく質の働きを活性化させることで、さまざまな作用を及ぼします。ビタミンDの生理作用の主なものに、正常な骨格と歯の発育促進が挙げられます。また、小腸でのカルシウムとリンの腸管吸収を促進させ、血中カルシウム濃度を一定に調節することで、神経伝達や筋肉の収縮などを正常に行う働きがあります。

2024年11月14日木曜日

あなたも有機農業をしませんかー農文協が有機大事典

 

 戦後、長らく有機農業をけん引してきた農文協が、その集大成として「みんなの有機農業技

術大辞典」第1巻(共通技術編)と第2巻「作物別編」を完成、発売した。合わせて2,20

0ページに及ぶもので、2巻で定価44,000円である(2巻合わせ売り。単巻だめ)。

 1巻:共通技術編 ①有機農業とは何か ②有機農業と炭素蓄積 ③有機農業の共通技術 ④農家の有機資材 ⑤無農薬・減農薬の技術 ⑥話題の有機栽培 付録

 2巻:作物別編 ①水稲 ②畑作・転作作物 ③野菜・花 ④果樹 ⑤茶 ⑥畜産 検索 

出版の目的は  

 有機農業に取り組む農家の経営体は、現在全国に約6万9000戸あるが、その63%は65才以上。うち7割は後継者がいない。このため先駆者の知識や技術が失われてしまう。一方で今、新規就農者の20%が有機農業に取り組んでおり、技術の伝承はいそぐべき課題だが、    これは農文協が得意分野である。

本書は、農水省が作成した「みどりの食料システム戦略カタログ」にも対応している。カタログ紹介されているさまざまな技術や研究を、より詳細に解説する内容。そして、例えば「RNA農業」や「ゲノム編集」などは掲載していない。すべての研究を載せるのではなく、「農家が本当に現場で使えるか」という視点で厳選している。

本書は「共通編」「作物別編」各1100~1200ページの2巻セット。その核をなすのが全国の農家事例、農文協の機関雑誌「現代農業」に登場する農家たちから、試行錯誤して磨きあげた農業技術を、改めて紹介してもらっている。

有機農業にはさまざまな農法や流儀がある。耕すか耕さないか、動物性堆肥を使うか使わないか、JASで認められた農薬を使うか否か・・・本書では、これらの違いを乗り越えたいと思ている。(一部省略)


 

 

 

直売所・創意工夫の商品開発ー日高中央に学ぶ

 

写真①上 木の古株を加工した置物や骨董
 日高市中央農産物販売所の紹介は3回目になるが、秩父市に通じる299号に面し、観光客を広域に引ける優位な立地だ。ために事実、売り場面積474平方メートル、駐車場約100台で、レジ5台という繁盛店である。顧客が多いこともあるが、「こんなものが」と思える他所の直売所で見たこともない珍しい品が多数ある。

 例えば・・・イネわら1袋500円(以下総て税込み)、イネもみ殻1袋500円、堆肥1袋225円、竹炭5リトル550円。このほか最初の写真のように、林に放棄された木の根(あるいは河川の流木)を加工したような置物、骨とう品とも言える火鉢などまで、かなりな量を置いている。盆栽も別途ビニールハウスも設けるほどシャボテンまで含め沢山扱い、青松12,000円、真柏13,000円という品もある。農村と都市とが接近し、消費も共通してきており、農家の皆さんが「これがあれば役立つ」「これはうるおいになる」と思ったものを販売して、成功しているように思う。







写真⓶ 松や柏、シャボテン他の盆栽

        





 








写真③上 野菜苗を保護するための敷き藁          写真④下 消臭の竹炭










写真⑤
 家庭菜園向きの堆肥やもみ殻も                         
写真⑥ 家庭菜園用の堆肥

 花は店舗内の33㎡ほどに、金属製の花桶を100ほども置き、ゆうに50種を超える様々な切り花が用意され、極めて選択性が広い。花栽培農家も多いようだ。店頭では16㎡ほどにパンジー、ビオラ各120円ほかの絞られた鉢花が並んいる。そのわきには、持ち帰りやすいようにポリ袋にいれた野菜苗も写真のとおり置いている。


  




写真⑦ 野菜苗


     

写真⑧ 切り花コーナー






写真⑨下 鉢花コーナー




2024年11月4日月曜日

ハロインの行列・・・野田に出現!!

 


 11月4日に野田のセブンイレブン前で一休みしていると、天使、花嫁、真魔女、巫女などに扮した娘さんや、カボチャをかぶった子供さんの列。どこか学校でハロインの集会が終わり、それぞれ親と自宅に帰るところかな・・・と思いきに、違った。また10分も経たずに同じ仮想が現れる。同じ道筋を何周のしているようだ。 

「どこかでハロインの集会があったのですか」と聞くと、「いや違います。これがハロインそのものの行進なんです」とのこと。20年以上西武地区に住みながら、毎年やられている風な「野田のハロイン」を知らずに来た。 

詳しく聞いてはいないが、入間にある「NPO法人あそびアートこども劇場入間」が、毎年サポートをして、野田の第2自治会が主催しているイベントのようだ。だからどのコスチュームも洗練され完成され美しい。もっと、仏子駅くらいまで練り歩いてくれれば、西武地区全体のイベントになるのではないか。


2024年11月2日土曜日

西武地区文化祭(第61回)ー多彩な才能が開花

               第61回文化祭

塗り絵のコーナーも

 11月2日(土)、3日(日)―令和6年―4に、第61回「西武地区文化祭」が実施され、茶会も開かれた。地域史から始まり、洋画、日本画、写真、小・中学生の創意工夫・美術作品、書道、木彫、俳句、川柳、七宝焼、生け花と広いレパートリーを網羅し、点数も多く各分野とも才能が開花した感じで、見ごたえありだ。



発明創意工夫作品


(下)日本画の部











2024年10月21日月曜日

西武地区(仏子・野田・新光)の明日を考える

 





 

    

       美しさとにぎわいがあふれた  

   西武地区に!!




1.発展に値する生活エリア

西武地区と言うと、西武線のイメージが強すぎ地域的な誤解を受けやすいが、ここでいう「西武地区」は入間市の大字仏子・野田・新光にまたがる狭い地区・・・少子・高齢化が進み、仏子小学校の西武小学校への統合、野田中の西武中への統合が着々と進み、本ブログでも小中学統合の関係記事2つへのアクセスが計3,300件になり、ブログ中の上位3位に入る。また仏子駅無人化も令和6年4月にすでにスタート(乗降客数は1992年当時18,353人だったが、2,022年は8,963人=69.4%に)。 

少子・高齢化による人口減少で、「縮小(機能の)均衡」の動きが活発化していることは、皆さんも良く知るところ。このままでは縮小・均衡の連鎖が際限なく続いてしまう。どこかで歯止めをかけたいものだが、「市民の力ではどうにもならない」と、思いがちのはず。だが私はそうは思わない。皆が少しづつ労力を出し、若者が楽しく恋愛し、結婚し、子育てに励める環境が整えば、かならず人口増も可能なり信じる。 

その環境とは・・・①アミーゴ、図書館、小中学校を拠店に、若者の交流を促す催しを活発に開かれるよう、交際支援組織を作る、②保育園・幼稚園をサポートできる中高齢主婦の組織を作る、③入間川の河川敷や土手の草刈り、ゴミ拾いなどの支援組織を広げる、④公園や団地、入間川土手などのように、公園や団地においても花一杯運動が展開できる組織を強化する、⑤市にペンキ代やハケ代等を補助させ、公共施設で最も目立つガードレール(通学路優先)を絶えず白く保つ。⑥入間川の桜並木、西武運動場、公園などのベンチを昔のようにきちっと配置し、そのペンキ塗りは市民が協力して行い、市民が交流できる場を充実させる・・・こうした努力をすれば入間川、桜並木、西武運動場、花火大会等もあり、有名な寺社や古い土蔵や煙出し楼等も残る西武地区は、美観と歴史を誇る活気ある地域に近づけると信じる。 

2.ボランティアー少ない労力で大きな満足

私自身はこの7年間ほど、朝の6~8時の早朝に団地内の芝地の草むしり、芝地の造成、小公園の美化、ガードレールの洗浄・塗装を黙々と続けてきた。1時間あれば芝地の草むしり4坪(12,2㎡)、ガードレールなら4枠(7.3m)の作業ができ、少ない時間であっても、大きな満足感を得られるものだ。たとえば、ガードレールの新規塗装などについては、市の予算が全くついていない様子なのだ。・・・別途、老人ホームやデーサービス3ケ所、ごく一部の自治会の歌声の支援も、ギタリストとともにコロナまでに計160回ほど実施(週1回の割合で)。

   小中学校生の毎日の通学路が赤サビだらけでは、頭が晴れない。サクラ堤にある4つのベンチのうち3つはすでに壊れかけている(私が2回塗装)。これでは若者の恋の語らいもできず、ご近所さんとの会話の場もなくなってしまう。 

私の西武生活は20数年だが、生まれてから50年は、東京の杉並区天沼というところに住んでいた。すでに35年以上前であるが、50~60坪の住宅がびっしり張り付き、まとまった緑を求めるとしたら神社の境内や地主さんの屋敷くらい。川魚釣りは1キロも先のすでにどぶ川に近い川でし、泳ごうとおもえば1~2駅先のプール。散歩やジョキングする道などや歴史的建造物は皆無・・・閑静な住宅地で、文化人も多く住んでいたが、西武地区と比べたら「自然や誇れる歴史環境」はゼロ点に近かった・・・マイ・ブログ「杉並区天沼物語―野際陽子さんも住んだ街」あり。 

3.少子化さえ解決できれば発展可能エリア

さて地元「西武地区」の現況を簡単に見ておこう。  令和6年1月1日

地区    人口   世帯 世帯人員 人口と世帯伸び率  キロ㎡密度

入間市計   144,732     68,071     2.1       -4,1% 12.4%         3,240

西武合計  21,136      10,166    2.1        -2.5%   16.7%          4,271  

  仏子      8,165       4,361    1,9      ↑ ーク時2010年対比

  野田    9,490       4,282    2.2                           豊岡 7,259

 新光           3,481       1,523    2.3                  藤沢  7,028

西武地区の人口は、ピーク時の2022年に比しー2.5%。入間市全体のー4.1%より緩やかである。世帯の方は+16.7%とかなりふえている。少子化に歯止めがかかれば人口増加も可能になる。エリアの経済的繁栄は人口・世帯数の絶対値やキロ㎡当りの人口密度に依存する。この人口密度も、入間市のなかでは豊岡や藤岡地区に次いで高い。密度が低ければ購買力が弱く、適正数のスーパー、ドラッグストア、コンビニ、飲食店等が維持できなくなり、不便さから人口減で町の斜陽化が進む。幸い西武地区には中堅スーパー2店、ディスカウントスーパー(Big-A)1店、コンビニ8店、ドラッストアア3店があり、多くの買物に不便がない。ヤオコー寄りに100円ショップ1店があれば、とかファミリーレストランがバーミアン以外にもう1店あればなおよい・・・といったかなり満たされたエリアである。

すに述べたとおり、西武地区は世帯数が増えている。上橋南手の一角には新設の戸建てやアパートも50世帯を超え新設され、住宅建設も衰えていない。世帯数が増えている今、若い人、子育て主婦に喜ばれ、子供さんが増える環境をみんなして創りたいものだ。












































 


2024年10月18日金曜日

「米騒動=令和6年」は農林大臣に責任あり

 


 妻を介護中で、私も食が細く、コメは朝2合も焚けばすんでしまい、買い物の中心では無く、「なくなったので買おう」と馴染のスーパーのコーナーへ。8月のことだが、スーパーの棚に普通米は皆無。やむなく1kgのもち米の袋を買い、すこし水を減らして粘りを減らすことにし1ケ月以上しのいだ。10月中旬に同じスーパーの棚は80%だったり100%だったりで、コメ不足が完全解消していなかかった。全国の世帯に2ケ月にもわったって不足をおこした状況を、「騒動」と言って言いすぎだろうか? 

 もち米の朝~夕食を食べるなどは、過去に一回も経験がない。①令和5年がやや不作だった、②インバウンドで外国人が米を沢山たべた、③東海大地震の予測が出て買いだめに走る地方があった、④令和も猛暑で不作が懸念された・・・と様々な要因がある。 

ここで登場してきたのが「政府・備蓄米」の放出問題だ。備蓄米という字はネット上では多数でてくる。生産者、農協、卸売り業者こぞって、ここぞとばかり「家庭内の備蓄にうちの米を」と宣伝するからだ。 

 問題のあるのは「政府備蓄米」だ。1993年に起きた「平成の米騒動」(記録的な冷夏により米の供給が不足した)が起き、政府は1995年に凶作時の米不足が起きないように、常時100万トンほどを目標にした備蓄を開始。この数字は10年に1度の凶作や不作が2年続いても耐えられる数字である。毎年20万トンほど買い入れはじめた。そして保管期間の5年を過ぎたものは、飲食用の米の流通に影響が出ないよう、「飼料米」や学校給食用などに放出する。 なお備蓄米は、多収穫でコストのやすくあがる飼料米だが、多収のため味が少し落ちる程度と言われる。

今回、この政府備蓄米はまったく活用されず、坂本哲夫農林水産大臣は、「今年の作況悪くない。新米出回る9月中には米不足は解消する」として8月27日に。卸売業者に「小売業に充分米が渡るよう」にと要請したにとどまるのだ。飲食用の米の流通は自然の需給関係に任せ、政府が関与すべきでない・・・との考えもあったようだが、問題は政府の備蓄米制度が極端にお役所しごとに成り下がっていることだ。備蓄米の放出については、「食料・農業・農村政策審議会食糧部会」において、放出の必要性に関し、作柄、在庫量、市場の状況、消費動向、価格及び物価動向等について総合的な観点から議論を行い、これを踏まえて、農林水産大臣が備蓄米の放出等を決定する」となっており、臨機応変に対応する仕組みになっていない。 

今後も不作だけでなく地震、津波、大規模洪水など全国的、地方的な急激なコメの過不足は起きる。緊急時には地方的にも放出が短期に可能にする法律に換えるべきである。そうすれば、「緊急会議が開かれる」というだけでパニックは事前に収まりもする。


令和の米騒動については、令和7年3月下旬にネットに掲載された以下の記事が、最も現状を表したものと思います。

農林水産省は、コメの価格高騰の要因としていた流通上のいわゆる「消えたコメ」について、調査結果を明らかにしました。

農水省はコメの流通に関する調査を行った結果、今年1月末の時点で、生産者や卸売業者、新規に参入した事業者などに前の年と比べて19万トン多く、在庫が分散しているとの見方を示しました。

農水省はコメの価格高騰の要因の一つに一部の生産者や業者による「売り渋り」など流通の滞りがあるとして、その実態の調査を1月末から2月下旬まで行っていました。

調査では、大規模な業者に加えて、小規模な業者や生産者に対象を広げて在庫状況を調べていました。

その結果、生産者段階で9万トン、卸売業者の段階で3万トン、小売りや中食・外食業者の段階で7万トン、前年より多く保管されていると推測しています。

   江藤農水相は、「生産者、卸売業者、小売りや中食、外食の事業者が先々の心配をして、お米を確保しようという動きをして、それぞれ少しずつ先回りして在庫を積み上げていった結果ではないかと推測される」と話しました。

また、流通のルートについて、今までは生産者との取引は大部分をJAなど大規模な集荷業者がになってきましたが、このルートでの出荷量が前の年よりおよそ31万トン減った一方で、生産者の直接販売や新たな業者との取引が前年よりおよそ44万トン増えていることがわかったということです。

農水省は、今回の調査を通して、備蓄米の放出を受けてもなお、これからのコメの流通について不安を感じている関係者が多いことも確認されたとしています。今後もこの不安感が払拭されていないと大臣が判断した場合には、追加の備蓄米の放出を「ちゅうちょなく」行う姿勢を強調しました。


2024年8月27日火曜日

ささえあい西武「おげんきかい」―老々介護や独居老人支援

 


 

 

 

 どこの市町村も社会福祉協議会を中心に、「ささえあい」「つながろう」等(助け合い)の諸活動をしている。入間市西武地区包括支援センターやっている「ささえあい おげんきかい」は、他より一歩進んだものと言える。類似の例は「ふじみ野市」くらいしか見当たらない。



 つまり、各種の家事を①支援して欲しい人と、②支援する会員を募集し、両者を仲介し、支え合いの実をあげているのだ。年寄や出産、育児でいそがしい主婦のため、作業時間30分で300円、1時間600円というボランティア的と言ってよい安い料金でサービスを提供する(支援者は60才越えの比較的年配の方が多くなる)。独居老人や、老々介護で疲れはている人にとって朗報である。

支援する作業の内容は、次のとおり。

家庭内支援・・・屋内清掃(風呂、台所他)、室内整理(家具、衣類、本他)、家具の移動。 簡単な料理、洗濯、ゴミ出し。 電球の取り換え他。

 屋外支援・・・草取り、芝刈り、低木や垣根の枝切、軒下整理他。

 買い物支援・・・買物同行、買い物代行、買い物注文他。

 通院支援・・・通院同行、薬受領、受診予約他。

 訪問支援・・・話し相手、外出同行、見守り、散髪他。 

 現在、支援を提供する会員は130人、一方支援を受ける利用会員は59人、このほか支援を支える寄付をする賛助会員が21人(個人72口、団体10口)。会費は提供する側、受ける側に限らず、年500円。賛助会員は1口500円以上。 

現在、西武は1~10地区に分かれているが、各地区に2~8人の世話人を置き、そのうち1名を世話人チーフとし、自治会長が推薦。チーフは支援依頼に対して、活動の可否の下見をし、必要者数や活動日を調整する。

 西武地区多くの方が、支援会員や賛助会員、さらに利用員が増え「おげんきかい」の運動が盛り上がれば、地域の活性化つながるのではないか。

2024年8月23日金曜日

コバエがホイホイは驚きの捕虫力―1夜で200匹

 



 

 

 
 老々介護の介護するがわだか、疲れて食器洗いもせずに寝ることもあり、コバエの類が目の前を3、4匹も横切ることも多い。介護生活丸2年半ほど、一度の食中毒もないが、あまりにもコバイが多くいずれ食中毒もおこしかねない。スーパーで適当な殺虫剤を探した・・・これまではスプレー式オンリーである。見つけたのがアース製薬の「コバエ、ホイホイ!」である。
 

 コバエトイッテモショウジョウハエ類、ノミバエ類が入り、台所や生ごみの容器近くに置く品。底の容器と虫を吸い寄せる穴のあいた三角帽子状からなり、上下合わせると写真のとおりタマネギ状。 

 底の部分に四角形のゼリー状のものが多数はいっていて、このゼリーはコバエが好きな赤色の色素や紹興酒、黒酢、魚介類の成分を含み、コバエを引き寄せる。三角帽子に空けられた長い窓から容器にはいり、好みのスロープを伝わってゼリーに誘導され、セリーに含まれる殺虫成分を食べコロリとなる。死んだ虫はやがて白く溶けてしまい、次々と新顔のコバエがやってくる。一式税込み約500円だが約1ケ月有効という。

 


 我が家では、最初流しのはずれの汚物ろ過容器の近くに置いた。翌朝100匹以上の死骸を見て成果にビックリ。食事をするリビングのテーブルの上にも、いつも4~5匹も飛んでいる始末。こちらにも1個必要と、さらに1個買い午後9時に設置、翌朝9時に蓋を取ってみると、一晩で約200匹ものコバエが憤死していたのにビックリ。どの窓も網戸になっており、外から侵入したとは思えない。 

食器あらいを翌朝に持ち越したりしてコバエが繁殖しやすい様子・・・室内の清掃にも留意しないと、コバエの繁殖に負けてしまいそうだ。それにしても、コバエがホイホイの威力はたいしたものだ。

2024年8月14日水曜日

マンションの大規模修繕の積立金問題ー資産向上

 








どこのマンションも、おそらく大規模修繕積立金を値上げするか否かで、頭を抱えているはず。確かに積立金の増額は、そこで生活する限り負担増。だが、耐震建築で作られた高層のばあい80年住宅、100年住宅とも言われ、水漏れの無いよう防水につとめ、新規塗装もし、水道や下水の漏れも防ぎ、かつモダンな、あるいは斬新な色に外装をすると、資産価値が高まり、「びっくりする値で売ること」も起きている。600~1,000万円の入間市周辺の売りマンション物件は、立派な退職金をもらう人にとれば、「戸締りが簡単で安全度が高く、老後の2人住まい等にもってこい」となる。ために、人気が出ているようだ。たとえば24年も前に買ったのに、値下がり幅は「わずか9%なのである・・・信じられない話が次々起きている。いま築43年で80年住宅とすれば、まだ37年も住めるので、子供世代も住み続けられる・・・これも大規模修繕が継続し行われてきたからである。

下記は最近インターネット上に掲載された大規模修繕の記事そのもので、私の自身の原稿ではない。貴重なデーターなので。是非参考にして欲しい。

マンションの大規模修繕工事などのために、区分所有者らが負担する修繕積立金について、長期修繕計画で必要と定めた積立額に対し、実際の額が「不足している」と答えた管理組合が計36・6%に上ったことが、国土交通省の調査で分かった。新築分譲時に低く設定した積立金を、計画通り増額できていないことが背景にあるとみられる。(斉藤正志)

 修繕積立金が不足したままでは、12~15年程度の周期で行う大規模修繕工事が計画通りにできず、大幅な値上げが必要になる可能性がある。

 国交省が5年に1回、実施する「マンション総合調査」は、2023年10月~24年1月に全国約4300の管理組合を対象とした。

 長期修繕計画に対する実際の積立額との差は、20%超の不足が計11・7%となり、80%超は計5・0%に上った。10%超~20%が3・7%、5%超~10%が2・9%、5%以下が18・3%だった。

 計画的な増額が難しい理由の一つには、その積み立て方式がある。

 同調査によると、47・1%の管理組合が新築分譲当初は修繕積立金を低く抑え、段階的に値上げする「段階増額積み立て方式」を採用していた。将来の修繕に必要な額を見据え、均等に案分して負担する「均等積み立て方式」は40・5%だった。

 国交省は、安定的な積み立てのためには、均等積み立て方式が望ましいとするが、現状は段階増額積み立て方式を採用する管理組合が多い。マンションの開発業者が買い手側の負担を軽く見せるため、分譲当初から同方式を設定しているケースがあるとみられる。

 同方式を用いる管理組合の59・4%は「計画通りの額まで増額できた」と答えた。一方で、26・4%は「引き上げはできたが計画通りの額までは増額できなかった」、7・8%は「増額を検討したことも実施もしたこともない」、3・6%は「増額したかったができなかった」とした。

 修繕積立金の引き上げは、管理組合の総会で過半数の賛成を得る必要がある。合意形成がうまくいかず、長期修繕計画で見積もった通りに増額できないケースがある。

 一方、修繕工事費は高騰している。22年2月からのウクライナ戦争に端を発した円安により、輸入に頼っていた資材価格が上がっている上、24年4月からの建設業の残業規制で人件費が高くなっているためだ。

 国交省によると、22年末時点のマンションの総戸数は約694万3千戸。うち築40年以上は約125万7千戸で、42年末には3・5倍の約445万戸まで増えるとしている。

 マンションの老朽化が社会問題化しつつあるが、同調査では、老朽化対策について「議論したことがない」と答えた管理組合が66・1%に上り、「ある」は25・8%にとどまった。


2024年7月27日土曜日

子供も老人もアイスる掻き氷ー白と緑2点

 

 私は80代後半。妻は80代半ばだが、リュウマチで手先が動かず要介護の身。妻は幼児のように3時間置き位に「冷たいもの」・・・と牛乳、冷やし紅茶、ブドウ入り炭酸水などをねだる。唾液不足で舌が炎症を起こし、ヒリヒリするためである。往診してくれる医師の処方で、腔内全体に塗り薬をつけるようになり、いま改善の方向にある。 

 冷たいほうが。妻に好まれる・・・と考え、最近は子供向きのかき氷を加えている。1つはスーパーでも必ずおいている税込み107円程の「白くまくん」である。かき氷+ひと口アイス+練乳+小豆+フルーツ(イチゴ、メロン?もどきがミックスされたもの)―3種がある。内容が盛りだくさんで、食べ応えがあり、子供さんでも5分はかかり、「ペロリ・・・ポイ」でないところが良く、かき氷と練乳のハーモニーが何とも言えない。 

もう一つ紹介すると、コープの宅配商品になるが、「かき氷宇治金時」4ケ入り税込み約486円がある。1ケにすれば122円程。これまた宇治茶の溶け込んだ掻き氷に練乳のハーモニーが絶妙で、小豆が少々まざり旨い。 

どちらも、よく冷凍庫で固め、金のスプーンで少しずつ掻きだすようにし、なるべくユックリ、清涼感を味わうべきである。

令和6年11月5日  これら商品の人気が高いのか、10~今現在にかけ近くのスーパーの売場にはまったく並んでいない。夏場を過ぎたから・・・ではなく、安さのため生産が抑えられ、工場に近いスーパーにしか供給できていないのでは。